ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ニューリリース:ウォードヘッド 1989 24年 ウィスク・イー ザモルトランナウェイウィズザスプーン

ウォードヘッド WARDHEAD 1989-2014 24yo WHISK-E THE MALT ran away with THE SPOON 51.9%

素敵なスペイサイドモルトで,蒸留所を考えても貴重な1本です。

 

ウォードヘッド WARDHEAD 1989-2014 24yo WHISK-E THE MALT ran away with THE SPOON 51.9%

香りは華やか、オレンジ、バニラ、紅茶、良い麦感、淡い蜂蜜、
飲むと柔らかな口当たりから広がる、熟したオレンジやマーマレードの濃い甘味、洋菓子っぽいバニラやクリーム、心地良い余韻。

【Good/Very Good】

ウィスク・イーさんからのニューリリース,ザモルトランナウェイウィズザスプーンのウォードヘッド1989,24年熟成。
シングルモルトとしてボトラーズからボトリングできないグレンフィディック1樽にスプーン1杯のバルヴェニーを加えたものです。
つまりはほぼ100%グレンフィディックですね。

スペイサイドモルトらしい華やかな香り立ちで,フルーツや麦感のバランスも良く,わりと多彩さも感じるアロマでした。
飲んでみると香りから想像するより濃厚な印象で,しっかりとした甘味がありクリームを使った洋菓子のようなニュアンスも良かったです。

熟成期間も度数も違いますから何とも言えませんが,グレンフィディックのオフィシャルの印象と比べると粘性もあってフルーツにも熟したニュアンスがあるように思いました。
いずれにしてもなかなかボトラーズものを飲めない蒸留所ですし,素直に良いスペイサイドモルトでした。

 

#グレンフィディック (GLENFIDDICH)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

寄付のお願い

運営にご協力ください