ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

グレングラント 38年 GM 蒸留所ラベル 70年代流通 40%

グレングラント GLENGRANT 38yo GM Distillery Labels 40% 70年代流通

レモンのマスターが涙したボトルです。

 

グレングラント GLENGRANT 38yo GM Distillery Labels 40%
70年代流通

香りは妖艶なオールドシェリー、ベリージャム、ジューシーさを伴うぶどうの皮、ブーケガルニ、腐葉土のようなアーシーとレザー、オールドピート。
飲んでも陶酔感あり。とろみのあるテクスチャー、妖艶で素晴らしいオールドシェリー、ベリージャムの甘味とぶどうの皮を噛んだような心地よい渋味、湿った腐葉土と鞣し革、陶酔する長い余韻。

【Excellent】

70年代に流通したGMのグレングラント38年です。
逆算すると、最低でも40年代、もしかしたら1930年代の蒸留ということになります。
10年以上ぶりに飲みましたが、漫画「BARレモンハート」にでてきたボトルと同じラベルです。
マスターがスコットランドの酒屋さんまで買いに行き、その場で開けて飲んで涙し、現地で店主と一緒に全部飲んでしまったという結構好きな話でした。

香味のほうも、長熟で酒質が安定しているのか、ボトリング後およそ40年が経過しているとは到底思えない劣化要素のなさで驚きました。

妖艶としか言いようのないオールドシェリー感が炸裂しており、こなれてでてきた極めて複雑な要素の中に瑞々しい皮付きブドウのようなジューシーさを感じました。
オールドピートやアーシーなニュアンス、そしてレザー感もあり、この系統のオールドシェリーのモルトに私が欲しい要素がほとんどすべて含まれていました。

長熟で加水されているためか、各成分が突き抜けているのに全体としてはバランスが良く安定しており、10年以上前に飲んだ時と同じような素晴らしい陶酔感と感動がありました。

以前飲んだ時にもいつかまた飲みたいと思っていましたが、念願叶って幸せです。

 

#グレングラント (GLENGRANT)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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