ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

グレンロッシー 1973-1990 17年 セスタンテ アンティカカーサマルケシスピノーラ 40%

グレンロッシー GLENLOSSIE 1973-1990 17yo SESTANTE Antica Casa Marchesi Spinola 40%

まさかと思いましたが、アンティカの掲載は初めてでした。

 

グレンロッシー GLENLOSSIE 1973-1990 17yo SESTANTE Antica Casa Marchesi Spinola 40%

香りは甘やかで高貴なオールドシェリー、濃縮ブドウ果汁、チェリーブランデー、奥からレザー、淡く腐葉土、少し儚い印象。
飲んでも優しい口当たりから芳醇に広がる。陶酔感のあるシェリー感、ブドウ果汁の甘みと酸味、その皮のタンニンの渋味はしっかりだが味を深めている。時間と共に甘味が強くなり、心地良い余韻。

【Very Good】

イタリアのセスタンテがボトリングしたAntica Casa Marchesi Spinolaというシリーズのグレンロッシー1973です。
このシリーズは加水とカスクが混在していて、個人的には内容にもばらつきがあるように思いますが、愛好家の間では結構伝説的と言われるシリーズです。
このロッシーの他には、ミルトンダフ、ロングモーン、ポートエレン、トマーティン、それにグレンゴードン表記のボトルもあって合計6種類だったと記憶しています。

また、このシリーズを飲む機会はずいぶんあったのに、どういうわけかこのブログでは初めてのご紹介のようです。
意外に長い間飲んでなかったのかもしれません。

香りからはのっけからブドウっぽさのある魅力的なオールドシェリーカスクのニュアンスが感じられ、加えてチェリーブランデーのような要素も印象的に主張してきました。
40%と低めの加水で30年近い経年変化を経たためか、少し緩さや儚さのようなものも感じてしまいましたが、奥からは腐葉土やレザーのニュアンスも顔を出してきました。

飲むとさすがアンティカカーサ、度数以上の味わいの芳醇さや陶酔感を持ち合わせており、タンニンが味の深さを演出していました。
甘味と渋味のバランスも良く深みもありますが、やはり魅力の中心はシェリーカスクのニュアンスでしょうかね。

説得力のある美味しさに加えて加水の良さでもある優しさを感じる味わいで、やはり伝説的なシリーズの一端を担うボトルですね。

 

#グレンロッシー (GLENLOSSIE)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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