ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

戦前蒸留の可能性 グレングラント 33年 GM 蒸留所ラベル

グレングラント GLENGRANT 33yo GORDON & MACPHAIL Distillery Labels 40% 60~70年代ボトリング

ものすごい陶酔感でした。

 

グレングラント GLENGRANT 33yo GORDON & MACPHAIL Distillery Labels 40%
60~70年代ボトリング

ものすごい陶酔感のある妖艶で強い発香、高貴なオールドシェリー、イチゴを含むミックスベリージャム、カラメル、コーヒーチョコ、心地良いウッディネス、ハーブ、レザー、少しムスク、ミント、そしてオールドピート、ベルベットのような滑らかな口当たりから広がる芳醇な味わい、引き締めるウッディネスと渋味、少しオイリーで舌にまとわりつく、ボディは度数のわりにはあり余韻も長くうっとりと心地良い。

【Excellent】

GMの蒸留所ラベル、グレングラント33年熟成。
ラベルの周囲に、アザミがボトルに直接プリントされているもので、どうやら60~70年代初めのボトリングのようです。
戦前、もしかすると30年代蒸留かもしれません。

素晴らしいオールドボトルで、ほぼオールドの劣化要素はありません。
香りからものすごく妖艶で陶酔感があり、簡潔に書けないほどの複雑さがあり、テイスティングが楽しくて仕方がなかったです。
シェリー感を中心とした濃縮されたような多彩なフルーツ感、しっかりと感じるが嫌みにならないウッディネス、そしてオールドピート、長熟の加水らしいベルベットのような滑らかな口当たりから広がる芳醇な味わいも素晴らしく、味わいの濃厚さ、ボディ、余韻の長さ、どれをとっても40%とは思えません。
迫力があるとまでは言えませんが、すべてがハイレベルでバランスしている印象です。
ずっとテイスティングしていたいような素晴らしいボトルでした。

なお最近、フィンガルさんの周年ボトルも含めて、このボトルの他にも40年代、50年代蒸留のボトルを連続して飲む機会に恵まれましたが、どれもとても良いコンディションだったのが印象的でした。
その多くに共通していたのが長期熟成ボトルであるということ。
長期熟成で酒質が安定したのかなぁなんて考えておりました。

なんとなく、いままでいろいろ飲んできて、「長期熟成」「ハイプルーフ」「ヴァッティング」これらはボトリングから時間が経っても酒質が劣化しにくい要素なのではないかと考えるようになりました。

 

#グレングラント (GLENGRANT)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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