ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

アラン 1995-2004 オフィシャル Pub 摩幌美 25周年記念 #95/297 55.3%

アラン ISLE OF ARRAN 1995-2004 OB for PUB MAHOROBI 25th Anniversary #95/297 55.3% one of 156 bottles, Sherry Hogshead

短熟ですが非常に美味しくいただけました。

 

アラン ISLE OF ARRAN 1995-2004 OB for PUB MAHOROBI 25th Anniversary #95/297 55.3%
one of 156 bottles, Sherry Hogshead

香りは優しいシェリー、プラムや梅のジャム、旨そうなモルティ、淡くヘーゼルナッツ。
飲むと 度数より穏やかでこなれている、プラムや熟したオレンジ、コクのある甘味、旨味のあるモルティ、バランスの良い味わいで飲み心地が良い。

【Good/Very Good】

松本にあるPub摩幌美さんが25周年記念にボトリングされたアラン1995、2004年のボトリングでおよそ9年の熟成です。
1995年はアランが蒸留を開始した年で、わずか520樽しか作られなかったことがラベルに記されています。

熟成期間が短いカスクストレングスであることを全く感じさせない仕上がりで、優しいシェリーカスクの雰囲気に包まれていました。

ジャム系のフルーツ感や、主張はあるがキツさのない旨そうなモルティ、そしてナッツのようなニュアンスが一体感を帯びて感じられました。

かなり飲み心地が良く、それにはボトリング後少し年数が経っていることも影響しているとは思いますが、そもそも樽そのものが良いのだと思います。

ここ数年アランからたくさんリリースされた、外れは少ないものの似たようなものが多かったシェリーカスク達とは方向性の異なる香味だったのが印象的でした。

長く深いスコットランドとのつながりがある摩幌美さんだからこそ、こんな樽をボトリングできたのだと思います。

 

#アイルオブアラン (ISLE OF ARRAN)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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