ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

グレングラッサ 1967 31年 シグナトリー サイレントスティル #2893

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1967-1998 31yo SIGNATORY Silent Stills #2893 55.8% one of 217 bottles

こんなに陶酔感のある果汁系フルーティ,久しぶりです。

 

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1967-1998 31yo SIGNATORY Silent Stills #2893 55.8%
one of 217 bottles

香りは華やかで陶酔感あり、みずみずしいマスカット果汁、熟した青リンゴ、グレープフルーツのわた、ライチなどのトロピカルフルーツ、奥から乾いた麦、飲むと強くグレープフルーツのわた、ナチュラルかつ強烈なトロピカルフルーツ、マスカットを噛んだような果汁感、上品な甘味、厚くはないがボディもある、フルーティで長い余韻、すごい陶酔感。

【Excellent】

シグナトリーの閉鎖蒸留所シリーズであるサイレントスティルからグレングラッサ1967,31年熟成。

非常に陶酔感のある強いフルーティが,香りの最初から感じられて期待が高まりました。マスカットや青リンゴ,そして独特なグレープフルーツのわたのようなニュアンスがしっかりと感じられ,特に果汁のようなみずみずしさを伴ったのが印象的でした。
飲んでも同様のフルーツ感にナチュラルなトロピカル感が加わり,やはり滴るような果汁感がとても素晴らしかったです。

度数の割にボディはそれほどありませんが,余韻も比較的長めに感じられ,最初から最後まで言葉を失うくらい陶酔しっぱなしでした。
60年代ボウモアや昔のラフロイグとの共通点もあるような素晴らしいフルーティでもあり,同じグレングラッサならウイスキーフェアの1965にかなり近い内容ですが,こちらの方がさらに嫌味が無くナチュラルであり,果汁感も強かったです。

ナチュラルなのにこの強烈なフルーティ,そして滴るような果汁感,自分の中ではフルーティ系モルトのひとつの完成形といえるボトルだと思いました。
間違いなく私の今までのモルト史上ベストのグラッサです。

果汁感というのが私が最も好む成分のひとつで,しばしばテイスティングノートにも書きますが,このボトルは特にその点で素晴らしかったです。
今パッと思い出せる範囲でこのボトルと同等の果汁感を感じたものといえば,シグナトリーのダルユーイン1962,そしてウイスキーフェア向けのGMのロングモーン1969-2008(#3724),この2つくらいですね。共にExcellent評価です。

私はフルーティさと一緒に太い麦感やボディのあるものを高評価しがちですが、ここまでフルーティが突き抜けると,Excellentとしか言いようがありません。

 

#グレングラッサ (GLENGLASSAUGH)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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