ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ニューリリース:グレンドロナック 2003-2015 11年 オフィシャル ウイスキーフープ向け #5551

グレンドロナック GLENDRONACH 2003-2015 11yo OB for THE WHISKY HOOP #5551 58.0% one of 682 bottles, Oroloso Sherry Puncheon

若いシェリーで美味しく飲めるもののひとつの形だと思いました。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 2003-2015 11yo OB for THE WHISKY HOOP #5551 58.0%
one of 682 bottles, Oroloso Sherry Puncheon

香りはシェリー感と強めのフレッシュな麦感、熟したアプリコット、レーズンを含んだミックスドライフルーツ、少しキャラメリゼしたナッツ。
飲むとジワジワと広がり若干スパイシーにもなる、嫌味がなく心地良い近年シェリー感、アプリコットジャムのコクのある甘味、旨味のある麦感、噛み応えもあるテクスチャー、心地良い余韻。

【Good/Very Good】

ウイスキーフープがボトリングして今年3月に頒布された、オフィシャルのグレンドロナック2003、11年熟成です。
シェリーパンチョン1樽で、値段は高くないですがこの数を売り切るのはなかなか大変なのではないかと心配してしまうようなアウトターンです。

肝心の内容はというと、短熟ということでちょっと心配していたのですが、良い意味で裏切られました。

香りは決して複雑ではないのですが未熟感はほとんどなく、ほどよく主張してくるシェリー由来のフルーツ感やキャラメルっぽさがフレッシュな麦感と喧嘩することなく同居しています。

味わいにおいても同様で、近年系のニュアンスではあるのですが心地良いシェリー感と旨味のある麦感が一緒に感じられ、最後まで嫌なところがありませんでした。

短熟シェリーというと、若く未熟な麦感をシェリーでマスクしているものも多く、樽感が浮いているようなニュアンスを感じることがしばしばあるのですが、今回のドロナックはシェリーカスクの主張がほどよいところにとどまっているためか、麦の旨味もマスクされず、溶け込んでいるとまでは言えませんが喧嘩せずに一緒に楽しめるようなイメージでした。

また、近年のドロナックにしばしば感じる粘土っぽいニュアンスがあまり好みでないのですが、それがなかったのも個人的には好印象でした。

強引なところがなくシェリー感と麦感が同居したこういうタイプは、若くてもストレスなく飲めて、若いシェリーカスクの美味しいものとしてひとつのモデルになるようなボトルだと思いました。

 

#グレンドロナック (GLENDRONACH)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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