ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ブローラ 30年 オフィシャル 2002年ボトリング ファーストエディション

ブローラ BRORA 30yo OB 52.4% BOTTLED IN 2002 1st Edition one of 3000 bottles

70年代前半の味がしっかりです。

 

ブローラ BRORA 30yo OB 52.4%
BOTTLED IN 2002 1st Edition
one of 3000 bottles

香りは結構クールで少し金属感や塩素っぽさあり、アプリコットジャム、熟したリンゴ、シナモン、少し蜜蝋、オイリー、土っぽさと強いスモーク。
飲むと粘性あり、アプリコットジャム、熟しすぎたリンゴ、コクのある甘味、少し金属感、シナモン、スモーク優位の強いピート、腐葉土、レザー、オイリーで長い余韻、リッチで長い余韻。

【Very Good/Excellent】

ブローラのオフィシャル30年、2002年にボトリングされた一番最初のもので、このあとしばらくは毎年リリースされていました。

ブローラは70年代前半までのものは結構アードベッグの70年代のような金属っぽさや塩素を感じて強いスモークのある、クールでドライなタイプが多い印象で、80年前後から後のものはアプリコットティーやワックスなどが強くクライヌリッシュと近い温かみを感じるものが多くなるイメージです。
このファーストエディションは逆算すると1972以前の蒸留ということになりますが、当時飲んだ時には、スペックの割にはややクライヌリッシュ寄りのブローラという印象でした。

しかし今回飲んでみると、もちろん前回感じたような、粘性があってオイリー、蜜蝋なんかも感じるクライヌリッシュっぽさもしっかりあるのですが、そのほかに明らかに70年代前半のクールなニュアンスがあります。
腐葉土っぽいアーシーさや強いスモークも感じて、長熟ブローラらしい複雑な香味であり、らしい熟しすぎたフルーツのようなニュアンスも印象的でした。

当時は70年代前半の典型的な味がするブローラのシングルカスクを飲むことが多かったために、クライヌリッシュ的な要素を余計に拾ったのかもしれませんが、やっぱりこのスペックのブローラの味がしっかりあることを確認できました。

クールさと温かさ、濃厚さとドライさが不思議に同居しており、私がモルトにほしい要素がぎっしり詰まっており、非常に突き抜けたブローラでした。

リリース当時、高いと思って買わなかったことがとにかく悔やまれます。

 

#ブローラ (BRORA)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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