ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

アードベッグ 2000 20年 ザ・ニンフ “カジュアルドレス” #954 56.4%

アードベッグ ARDBEG 2000 20yo The Nymph "Casual Dress" #954 56.4% one of 198 bottles, Barrel

軽やかで品のあるアードベッグです。

 

アードベッグ ARDBEG 2000 20yo The Nymph "Casual Dress" #954 56.4%
one of 198 bottles, Barrel

香りはフレッシュレモンとまだ硬い桃、生ハムメロン、若葉、淡くバニラ、潮風と強いスモーク。
飲むと口当たりはピリッと胡椒。鋭く強いスモーク優位のピート、薄めたシロップのようなクセの無い甘味とフレッシュな柑橘の酸味、しっかりと海の塩気、じわりと麦芽の旨味、少し砂利っぽいミネラル、オイルもあるがキレがあり、やや軽やかな余韻。

ミネラリーでらしさはしっかりあるが、砂利や塩素っぽい個性が強すぎず、スッキリとした品の良い近年のアードベッグ。
度数が高く最初はスパイシーだが、その割にボディには良い意味での軽さがあり、樽感も強すぎずとってつけたような味付け感が無いため飲み心地が良い。
言ってみればクセのある中ではクセの無い香味で、引っ掛かりが無くついつい杯を重ねてしまう。

”ザ・ニンフ”は、富山県の三郎丸蒸留所・稲垣さんとモルトヤマ・下野さんが選んだ樽からボトリングされたプライベートブランドです。
今回、ニューリリースに先立ってテイスティングをご依頼いただきました。

この蒸留所らしさはもちろんありますが、クセがあるのが前提のアードベッグの中では樽も原酒の個性も強すぎず、薄化粧で素直な香味なので飲み疲れしません。贅沢ですがソーダ割りにしても美味しいと思います。
私はなかなかに好きなタイプでした。

現状ではアイラモルトはなかなかボトリングする機会が無く、当然選択できる樽も多くはなかったものと推察します。
そんな中でも、特に珍しいアードベッグを蒸留所名表記で詰められたのは驚きですし、肝心の中身の質も良いのではないでしょうか。
 

#アードベッグ (ARDBEG)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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