ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

これまでのテイスティングノート20:ジェムソン 18年 オフィシャル リミテッドリザーブ

 

ジェムソン JAMESON 18yo OB LIMITED RESERVE 40%
MIDDLETON DISTILLERY
one of 8000 bottles

・香り:
パイナップルやピーチなどの熟したフルーツが非常に充実しておりまったり甘い香り、紅茶、カラメル、コニャック、奥に紙のようでグレーンっぽさもある穀物感がありスコッチだと1990リトルミルに近いフルーティ

・味わい:
最初はオイリーでまったり甘くかなりトロピカル、だんだんと紙っぽいエグ味を伴う穀物感、強烈にフルーティにしたリトルミルという印象。ライト~ミディアムボディ。

・余韻:
トロピカルでオイリーで甘いが紙とエグ味を伴う余韻で、心地良さにはやや欠ける。

・加水:
まったりした甘味とフルーティさが感じられなくなり、紙が目立つ。加水は良くない。

・総評:
前半は非常にフルーティで良いが、後半の紙っぽいエグ味が少し気になる。

【Good】

アイリッシュらしいオイリーさがありかなりトロピカル。
フルーティという意味では非常にコストパフォーマンスも良い逸品です。
個人的には後半の紙っぽいエグ味を伴う穀物感が苦手で、同じアイリッシュならレッドブレストの方が好みでしたが、こういうアイリッシュのトロピカル感は最近流行の方向性に近いものがあると思われます。
レッドブレストを飲んで、ピュアポットスチルだから出るトロピカルだとばかり思っていたのですが、これを飲んでみたらそうでもないみたいですね。
アイリッシュも奥が深そうです。

ちなみに、確認のため結構フルーティだったリトルミル1990を飲んでみましたが、リトルミルのが全然紙っぽかったです。
それを飲んでからだとジェムソンの紙っぽさは薄れてしまいました。
やはり苦手なフレーバーは強めに認識してしまうようですね。

〈2011/11/24 whiskylinkで公開〉

2012/9/6  追記:
トロピカルだけを追うならアイリッシュでもいいんじゃないかと思ってしまいます。
このボトルは、紙っぽさが苦手な人にはイマイチかもしれませんが、レッドブレストやミドルトンベリーレアなんかは純粋にトロピカルでオイリーな旨い酒でした。
人気もありますし、これからはこういうアイリッシュは増えていくのではないかと思います。


 

#アイリッシュ (IRISH)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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