ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ニューリリース:ベンリアック 1976 37年 オフィシャル #5463 PEATED/SHERRY CASK MATURED/BOURBON FINISH

ベンリアック BENRIACH 1976-2014 37yo OB #5463 51.9% one of 170 bottles, PEATED/SHERRY CASK MATURED/BOURBON BARREL FINISH

聞いたこともない樽使いで警戒して飲みましたが,わりとスタンダードな1976味でした。(笑)

 

ベンリアック BENRIACH 1976-2014 37yo OB #5463 51.9%
one of 170 bottles, PEATED/SHERRY CASK MATURED/BOURBON BARREL FINISH

香りは熟したオレンジ、桃、パイナップル、バナナ、ブラックベリー、ビターチョコレート、クローブ、クリーム、リッチ、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、ケミカルなニュアンスもあるパイナップルなどのトロピカル感、桃、クローブ、淡いピート、ジャム感のある甘味とほど良いウッディネスと渋味、リッチで長い余韻。

【Good/Very Good】

ベンリアックのオフィシャルから最新リリースのうちの1本,1976,37年熟成。
スペックが興味深く,もともとピーテッドモルト原酒をシェリーカスクで熟成後,最終的にバーボンバレルで後熟させるというあまり聞いたことのない樽使いを経たボトルです。
バーボン系の樽で熟成した後でシェリーカスクフィニッシュというのはしばしば聞きますけど,逆は初めてかもしれません。
珍味系の可能性もあるなとちょっと警戒しながらテイスティングしました。

香りはベンリアック1976らしい桃やトロピカルフルーツを感じる多彩なフルーツに加え,シェリーカスク熟成由来と思われるベリーやチョコレート,スパイスなどのニュアンスもあり複雑で良かったです。
飲んでみると口当たりは滑らかですが,度数があることも影響してかボディもあります。らしいケミカルさを伴うトロピカルフレーバーを含めて,飲んでも十分にフルーティでした。
濃いめの甘味と渋味のバランスも良く,リッチで結構な美味しさでした。

1976らしいニュアンスに加えて,シェリー樽由来の多彩な要素が主張し,ボディやウッディネスも感じるためか,1976ホグスの低い度数のものに比べてフルーツ感の突き抜けた感じは無いのですが,多彩なフレーバーがあって飲み応えもありました。
メインのシェリーカスクの影響はしっかり出ている一方で,わざわざ最後に追加したバーボンバレルでの後熟感がどこに出ていたのか,私にははっきりとは指摘できませんでした。とはいえ複雑さや味の深みにはなっているのだと思います。

警戒無用の安心して飲めるベンリアック1976でした。

 

#ベンリアック (BENRIACH)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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