ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ボウモア 1973 16年 セスタンテ ハイプルーフ

ボウモア BOWMORE 1973 16yo SESTANTE 62.8%

ハイプルーフの70年代前半ボウモア,素晴らしいです。

 

ボウモア BOWMORE 1973 16yo SESTANTE 62.8%

香りは最初シャイにこもっているが時間とともに心地良く広がる、良いオールド感、うっとりする完熟メロン、レーズンとみずみずしいブドウ果汁、オレンジ、カラメル、薄いコーヒー、ピートと奥からしっとりした麦、飲むと力強い口当たりから芳醇に広がる、パッションフルーツ系のトロピカルフルーツ、熟したメロン、ブドウ果汁、タールを含む強いピート、カラメル、フルーティな濃いめの甘味,味を深めるタンニン、ボディは厚めで迫力あり、長めの余韻。

【Very Good/Excellent】

セスタンテのボウモア1973,16年熟成。62.8%と非常に高度数のボトルです。

香り立ちは最初こもっているようでしたが,時間をかけるとどんどん開いてきます。オールド感はしっかりありますが嫌みではなく,まずはうっとりするような完熟メロンのニュアンスがはっきりと感じられます。
シェリーカスク熟成のものにたまに出てくる果汁感も感じるブドウのニュアンスがあり,熟成がそれほど長くないためかピートと麦のニュアンスもしっかりと感じます。

飲んでみると力強く芳醇な広がりがあり,香り同様のフルーツとシェリーのニュアンスに加えて,トロピカルフルーツも出てきます。
シェリーカスクらしい良い渋味も味を深めており,ハイプルーフらしくボディもしっかりと感じられ,ピートもタールのニュアンスを伴って強く主張してきます。
アイラのカスクストレングスらしい迫力がしっかりと感じられ,かつ70年代前半の良いボウモアらしいフルーツ感も堪能できました。

ボウモアは70年代に入ると,トロピカル感は少しずつ弱まり,代わりに瓜っぽい青臭さを感じるボトルが増えてくる印象なのですが,70年代前半のものには,このボトルのように瓜っぽさが他の要素と合わさって完熟メロンのようなうっとりする香味として感じられるものが散見されます。
これはそれが特に顕著に感じられたボトルでした。
 

#ボウモア (BOWMORE)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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