ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ニューリリース:ボウモア 26年 オフィシャル THE VINTNER’S TRILOGY 48.7%

ボウモア BOWMORE 26yo OB THE VINTNER'S TRILOGY 48.7%

新しいシリーズの1本、なかなか興味深い味でした。

 

ボウモア BOWMORE 26yo OB THE VINTNER'S TRILOGY 48.7%

香りはベリーやプラムのジャム、熟したパイナップルなどのトロピカルフルーツ、磯っぽさと魚介ダシ、スモーキーさが優位のピート感。
飲むと滑らかな口当たりから広がる、プラムジャムや濃厚なパイナップルのコクのある甘味だがややもっさりと平坦、強くないがハーブリキュールの渋味、梅ジャムのような酸味、魚介ダシの旨味、厚みはないがピートがしっかり残る余韻。

【Good/Very Good】

最近、ボウモアからTHE VINTNER'S TRILOGYと銘打たれた3種類のワイン樽で後熟させたリリースがありました。
今回の26年の他に18年と27年があり、18年はマンサニージャ、27年はポート、そしてこの26年はワイン樽で後熟されています。
それぞれ後熟期間はまちまちですが、26年はバーボン樽で13年のあと、ワイン樽で同じく13年間熟成されています。
そういえばボウモア蒸留所で同じサントリーさんの所有するシャトーラグランジュの樽を見た記憶があります。
試験的な部分もあったのかもしれませんが、ずいぶん昔から仕込んでいた企画なのかもしれません。
逆算すると原酒の蒸留は1991年頃でしょうかね。

肝心の中身ですが、知らずに飲んだらシェリーカスクかなと思うような濃縮感のあるジャム系のフルーツ感があり、ボウモアらしいトロピカルフルーツも主張してきました。
また、アイラモルトらしい磯感やダシっぽさ、そして強いピートの主張もありました。

甘さにおいてワイン樽らしいもっさりと平坦なニュアンスが結構ありましたが、香り同様に多彩なフルーツ感があり、強い甘味を引き締める渋味もあり、旨味もあって美味しかったです。

原酒の個性はありつつも厚みはそれほど感じず、どちらかというと樽の影響が強いボウモアですが、樽ありきの企画ですしそういうコンセプトのリリースなんだと思います。

1本400ポンドと高額ですが、昨今のアイラモルトやオフィシャルボトルの高騰ぶりを考えると仕方ないのかもしれません。

#ボウモア (BOWMORE)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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