ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

これまでのテイスティングノート35:ラフロイグ 10年 オフィシャル カスクストレングス バッチ003

 

ラフロイグ LAPHROAIG 10yo OB CASK STRENGTH BATCH:003 55.3%
bottled in JAN.2011

・香り:
非常に重厚、ヨードと炭っぽいスモーク、ピーテッドモルトそのもののような香りもする。熟したオレンジ、濃いアプリコット、ヴァニラ、ミント、紅茶、タール、サラミ、生の木材のようなウッディネス、腐葉土、少し奥にパイナップル系のトロピカル感

・味わい:
味わいも非常に重厚で複雑、まったりと甘い、アプリコット、土っぽい根菜、生の木材、やはり濃いピート感はヨードと炭っぽいスモーク、海藻、厚い麦感、徐々にスパイシー、奥にはトロピカルなニュアンスも見え隠れする。濃い甘味と塩気があり、ウッディな渋味が味を深める。素晴らしい充実感、フルボディでビッグなウイスキー。

・余韻:
重厚なピートとモルト、ジャムのような濃厚な甘味、結構ピリピリとスパイシーな余韻。

・加水:
崩れない。ややフルーティさが強まる。

・総評:
濃い麦感とアイラらしい海のピート感、甘さやフルーツ感も濃厚。
若いが重厚で複雑。若さは完全にマスクされているように感じる。
かなり旨い。

【Very Good】

今までのバッチも重厚でしたが、このバッチ003はよりフルーティでバランスも良いです。一般流通している現行品でこれほど複雑でビッグなアイラモルトは無いのではないでしょうか。CPは最高です。なんとなく飲んでも重厚でピーティなモルトとして楽しめますし、探せば複雑な味わいを紐解いていくような楽しみもあります。
個人的にラフロイグが好きだということもありますが、若いアイラモルトの完成形のひとつではないかと思います。

〈2012/4/17 whiskylinkに公開〉

2012/9/23  追記:
VGはちょっと高評価しすぎた感もありますが、最高にCPの高いボトルのひとつだと今も思っています。バッチ001~003までまだ普通に買えますので、そのうち並べて飲み比べしたいです。

 

#ラフロイグ (LAPHROAIG)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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