ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストラスアイラ 35年 オフィシャル バイセンテナリー 1986年ボトリング 43%

STRATHISLA 35yo OB Bicentenary 43% bottled in 1986

STRATHISLA 35yo OB Bicentenary 43%
bottled in 1986

歴史と時間を味わえる感動的な液体。

【Excellent】

ストラスアイラのバイセンテナリー35年。
娘の10歳の誕生日に開けると決めていたボトルです。
今まで何千種類も飲んだ中で加水ではこれがベストと公言し、10年ほど前に詳細なテイスティングノートも書きました。ブラインドテイスティングでボトル指定で当てたこともあります。
コメントが止めどなく溢れてくるような香味ではあるのですが、今の自分にとって今回の素直な感想は上記としました。

1950-1951年に蒸留されたスペイサイドモルトとして納得の土臭い内陸系ピート、長期熟成らしい陶酔感と露骨過ぎない瓶内変化。
まさにまだスペイサイドでもしっかりピートを焚いた麦芽でウイスキーを仕込んでいた「歴史」と目の前のグラスに注がれるまでの気が遠くなるほどの「時間」を味わうことのできるモルトです。

久しぶりに酒の美味しさで泣きました。
加水43%でボトリング後約37年が経過していますが瑞々しく、初めて出会ったあの日のコンディションを維持しています。

改めて落ち着いてから考えてみると、長期熟成で加水が少なくカスクストレングスに近いのであろうこと、そしておそらく蒸留所から直接Whisky Exchangeが買い取り、それを私が大事に保管していたため、何度も旅をせず良い環境にあったこと、これらが状態を維持した要因と考えられます。
少し歳を取ってモルト飲みとしての体力が落ち始めたいま、もしかするとカスクストレングスも併せたベストなのかもしれません。
この幸せな琥珀色の液体と久しぶりに再開し、これからしばらくお付き合いできることに人生の幸せを感じています。

#ストラスアイラ (STRATHISLA)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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