ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

これまでのテイスティングノート29:ストラスアイラ 35年 オフィシャル バイセンテナリー 1986年ボトリング

 

ストラスアイラ STRATHISLA 35yo OB Bicentenary 43%
bottled in 1986

・香り:
のっけからドキドキするくらい陶酔感がある。古いコニャック様のブドウ感、アプリコット、少しピーチ、アンティーク家具の心地よいウッディネスにかすかにヒノキが混じる、枯れたピートが裏打ちする。オールドレザー、濡れたようなモルティ、紅茶、非常に複雑。ジューシーで生き生きした濃厚なフルーツとオールド感のあるウッディネスとレザーが融合している。

・味わい:
ブドウとアプリコット、モルティもピーティもしみ込むような湿ったようなニュアンスがある。少しベーコン、心地よいウッディネスと軽いタンニンの渋味、べっこう飴の甘味、ほど良い塩味と酸味、加水と思えない濃厚さで、力強く複雑な味わい。すべてが高次元で絶妙にバランスしている。セクシーで腰が砕けるような陶酔感。ボディも厚めで43度とは思えない。

・余韻
アプリコットティー、心地よいウッディネス、しみ込むピートなど複雑で素晴らしい余韻。しかも加水と思えないほど長い。

・加水:
もともと加水なのに、多めに加水しても崩れない。

・総評:
素晴らしい陶酔感、複雑で優雅な味わい。
文句のつけようがない。ドキドキする。

【Excellent】

ストラスアイラ蒸留所200周年の記念ボトル。逆算すると蒸留は1950年くらいです。

モルトを本格的に飲んで10年近く経ちますが、これよりすごい加水のモルトには出会ったことがありません。私がモルトウイスキーに欲しいものが絶妙のバランスで詰まっており、ひたすらに素晴らしい。

〈2012/1/31 whiskylinkで公開〉

2012/9/15  追記:
書き足すことがありません。まだこれ以上のものには出会っていません。


 

#ストラスアイラ (STRATHISLA)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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