ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

自宅テイスティング:ボウモア1966 40年 ダグラスレインピアレスコレクション

ボウモア BOWMORE 1966-2007 40yo DANCAN TAYLOR PEERLESS COLLECTION #3318 43.9%

やはり60年代ボウモアには代えの効かない個性と魅力がありますね。

 

ボウモア BOWMORE 1966-2007 40yo DANCAN TAYLOR PEERLESS COLLECTION #3318 43.9%
one of 164 bottles

・香り:
グレープフルーツのわたと強烈なトロピカル感、熟したマンゴー、パッションフルーツ、パイナップル、ライチ、熟したメロン、ナチュラルで陶酔感のあるフルーティでまさに60年代ボウモア。セメダイン、ミント、セクシーなわきが、乾いた麦、潮とピートは後方で主張する。

・味わい:
軟らかい口当たり、香り通りのトロピカルを中心に非常に強く陶酔感のあるフルーティ、少し草、セクシーなわきが、熟したフルーツそのものというよりは少し薄めてフレッシュにしたようなフルーティな甘味、後半は力強さはないがややオイリーとピーティが主張し、少し強めのウッディネスと渋味も感じる。

・余韻:
トロピカルフルーツとオイルとスモーク、少しウッディな渋味を伴う。
度数の割には陶酔感のある余韻は長く続く。

・加水:
多少の加水ではほとんど崩れない。

・総評:
ダンカンテイラーの60年代ボウモアらしく、やや軽めで迫力はそれほどないが、期待通りのトロピカルを含めてフルーティが全開。
少しウッディネスと渋味が強めで過熟な感も否めないが、他では得られない素晴らしい陶酔感がある。

【Very Good/Excellent】

ダンカンテイラーの60年代ボウモアの中でも特に人気のある1966ヴィンテージ。これはダンカンテイラーの通称ピアレスコレクション、2007年詰のものです。
開けてすぐにいくつか小瓶分けして保存していたのですが、そのうち1本を最近開ける機会があったので改めてじっくり堪能しました。

ピアレスらしくちょっとボディが弱いのと、同じ1966でももっと前にボトリングされたものと比べるとややウッディで渋味が強い気がして、そのあたりは過熟なのだと思いますが、まさに60年代ボウモアという素晴らしいフルーティがあり陶酔してしまいますね。

ここ数年、トロピカル感のあるモルトというのがいろいろ出てきて人気ですが、トロピカルにもいろんな方向性があり、モルトドリンカーにとって60年代ボウモアにしか満足させてもらえない部分というのはどうしても存在しますね。

ナチュラルで、グレープフルーツのわたなどやや爽やかなニュアンスも伴い、マンゴーだけでなくパッションフルーツっぽいトロピカル感で、しかもちょっとだけセクシーなわきがに共通するような成分もある。。。
自分の中での60年代ボウモアらしいフルーティというのは感覚としてはある程度確立されているのですが、他と区別して表現するとなるとなかなか難しいものですね。

#ボウモア (BOWMORE)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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