ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ボウモア オフィシャル バイセンテナリー 日本向け 43%

ボウモア BOWMORE OB Bicentenary for Japan 43%

本当に久しぶりに飲みましたが、やはり素晴らしいですね。

 

ボウモア BOWMORE OB Bicentenary for Japan 43%

香りは陶酔感のあるオールドシェリー、ブドウ果汁、コニャック、重くない腐葉土っぽいアーシー、わずかにレザー、こなれているが強いピート。
飲むと滑らかでこなれた口当たりから広がる、妖艶なシェリー、古いワインのようなニュアンスと果汁感もあるブドウ、品のある甘味と渋味、後半はアーシーとピーティが強まる、陶酔感のある長い余韻。

【Very Good/Excellent】

1979年にボウモアの200周年、いわゆるバイセンテナリーの記念ボトルとしてリリースされたボトルです。
何種類かあることが知られており、このハンドメイドっぽい形状のボトルだと1964年のヴィンテージ表記があるものや、このボトルのようにその表記が無いもの、そしてイタリア向けのシングルカスクカスクストレングスの角瓶などがあり、お目にかかったことがありませんが他にもあるようです。

今回のボトルは菱和洋酒株式会社の入れた日本向けのボトルで、50年代と60年代のヴァッティングだという話を聞いたことがありますが、正確なところはわかりません。

私もかなり前に何度か飲んで感動したあと飲んでいなかったボトルだったので、今飲んでどう感じるかとても楽しみにテイスティングしました。

香りにも味わいにも陶酔感を感じるシェリー感があり、まだみずみずしさを残したブドウの果汁のようなニュアンスがある一方で、陶酔感のある上等なコニャックや古いワインのようなブドウ感もありました。
そして、60年代以前の酒に感じることの多いアーシーさのあるピートもしっかり残っており、こなれた感じはありましたが、明らかな抜け感はなく強さを残していました。

加水ということも手伝ってか全体に品があり、甘味や渋味のバランスの取れたエレガントな味わいで、最後までうっとりするような陶酔感でした。

最近、こういうスペックの古い加水ボトルには、抜け感というか、こなれすぎているような物足りなさを感じることが多くなっていたのですが、それを凌駕する魅力があるためか満足感もありました。

スペック的には状態の悪いものも出てきそうですが今回のものは素晴らしいコンディションで、このタイミングでテイスティングさせてもらえてとても幸せでした。

 

#ボウモア (BOWMORE)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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