ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ニューリリース:スプリングバンク 17年 オフィシャル シェリーウッド

スプリングバンク SPRINGBANK 17yo OB SHERRY WOOD 52.3% one of 9120 bottles

なかなか悪くないシェリー感でした。

 SPRINGBANK 17yo OB SHERRY WOOD

スプリングバンク SPRINGBANK 17yo OB SHERRY WOOD 52.3%
one of 9120 bottles

香りは近年の悪くないシェリー、熟したプラムとイチゴのジャム、しっかりした麦感、少し井草、奥からじわじわと強まるピート、リッチ、飲むと滑らかな口当たりからスパイシーに広がる、イチゴよりプラムのジャムの濃いめの甘味、少しブリニー、熟したオレンジ、淡いタンニンを感じる良い渋味、ややミーティでリッチ、ハーブ、ピートもある甘やかな余韻。

【Good/Very Good】

今年初めてリリースされた,スプリングバンク17年の“シェリーウッド”で,カスクストレングスでボトリングされています。

近年っぽいシェリー感ですが,生臭い感じやとってつけたようなニュアンスは無く,香りでは心地良く全体を覆っているイメージです。
ジャム感の中にはイチゴジャムっぽさもありましたし,17年熟成相当の麦感も良かったです。近年のスプリングバンクらしいピート感も奥から主張してきました。

飲んでみるとイチゴっぽさはそれほど前面には感じられなくなりましたが,ジャム感とその系統の甘味はしっかりあり,渋味も味を深めていますしブリニーさも感じました。旨みのある麦感も良かったです。
また,自分としてはサルファリーとまではいかないミーティさがあり,野暮ったいのですがこれが厚みを出しているとも言えそうでした。とはいえ,不思議と度数ほどのボディは感じませんでした。

このあたりのスプリングバンクやロングロウのシェリーカスクには,ダシ醤油のようなサルファリーをはっきりと感じるものがたまにあるため,ちょっと構えて飲んでしまいましたが,そこまでひっかかるようなものはありませんでした。

スプリングバンクのシェリーというと,無い物ねだりとわかっていてもついつい往年のベリージャム感が全開のものを無意識に期待してしまう部分があり,近年リリースでもその片鱗を感じるニュアンスのものがたまにあったりもするのでハードルが高くなってしまいます。
なので満足したかと言われると少々物足りないと思ってしまったのが本音ではありますが,悪くないシェリー感で,近年バンクに多いピートが強すぎるタイプでもなく,蒸留所の気合も感じられるニューリリースだと思います。

 

#スプリングバンク (SPRINGBANK)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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