ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ハイランドパーク 1962 20年 ブラッカダー #2991,2992 43%

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1962 20yo Blackadder #2991,2992 43% one of 192 bottles

奇跡の保存状態といえるかもしれません。

 

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1962 20yo Blackadder #2991,2992 43%
one of 192 bottles

香りは深みのあるオレンジリキュール、蜂蜜、バニラクリーム、心地よく滋味深い麦感、ナッツや土っぽさ、オールドピート、まだフレッシュ感も残しているのに陶酔感あり。
飲むと優しい口当たりから滋味深く広がる、噛み応えがあり無骨かつこなれた麦の旨味、コクのある蜂蜜の甘味、柑橘の綿のような深みのある淡い渋味、タールとスモークの効いたオールドピート、リッチで長い余韻。

【Very Good/Excellent, Interesting】

ブラッカダーからハイランドパーク1962、20年熟成です。
1982年頃のボトリングで、2樽のヴァッティングです。

ラベルが妙にキレイなのでフェイクではないかという疑いもあったのですが、開けてすぐに間違いないことを確信しました。

香りにはあきらかに60年代と思われる土っぽさや昔のピート感があり、深みのあるフルーツ感とナッツやクリームのニュアンス、蜂蜜や滋味深い麦感も好印象で陶酔感がありました。
瓶内変化を経た古い魅力的なニュアンスがあるのにまだ全体にフレッシュさも保たれているというところがとても不思議でした。

飲むと度数以上に濃い味わいで芳醇でした。
噛みしめる毎に旨みが出てくるような麦感、まさに昔のハイランドパークという強いコクのある蜂蜜の甘味、柑橘の綿のような淡い渋味、そしてオールドピート、これらがナチュラルな一体感を持って押し寄せてきました。

加水でボトリングから35年近く経っていると思えないようなボトルで、どんな保存をすればこんな完璧な状態で飲めるのか知りたいくらいでした。

経変変化からくるネガティブな要素は本当に驚くほど微塵も感じられず、60年代蒸留らしい魅力があるのにフレッシュさも残っていて、60年代蒸留の80年代ボトリング(伝説的なボトルに多いスペック)を90年代くらいに飲んだらこんな味だったかもと想像しながら飲んでいたものが実際に味わえているような感覚すら覚えました。

素晴らしい体験ができました。

このボトルは有楽町キャンベルタウンロッホさんの周年で開いたものです。
本当におめでとうございます。
今回もたくさんの素晴らしいボトルが開栓されましたが、このボトルが個人的には一番心に残りました。

 

#ハイランドパーク (HIGHLANDPARK)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

寄付のお願い

運営にご協力ください