ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

自宅テイスティング:ミドルトン ヴェリーレア 1994ボトリング

ミドルトン ヴェリーレア MIDLETON VERY RARE 40% bottled in 1994

洗練されたトロピカル感で、とても魅力的なボトルです。

 

ミドルトン ヴェリーレア MIDLETON VERY RARE 40%
bottled in 1994

・香り:
強い発香、強く多彩なフルーツ感、マンゴー系のトロピカルフルーツ、ライチやマンゴスチン、オイル、プラム、桃、バニラ、クリーム、濃厚だが上品さを保っている。

・味わい:
やわらかな口当たり、マンゴスチン、ライチ、しっかりトロピカルフルーツと桃、バニラとウッディネス、しっかりオイリー、上品な甘味は薄い蜂蜜様だがすっと切れ和三盆を彷彿とさせる。少し酸味あり、引き締めるような軽やかなタンニン。

・余韻:
オイリーで濃厚なフルーツが、度数のわりに長く残る。

・加水:
そのまま薄まる。

・総評:
ピュアポットスチルらしいオイルとフルーツがしっかりと感じられるが、全体に洗練されており上品さのあるアイリッシュ。
トロピカルなシングルモルトスコッチとの共通点も多い。

【Good/Very Good】

ミドルトン蒸留所で作られるピュアポットスチルウイスキーの厳選された樽に、少量のグレーンウイスキーを加えて40度調整してリリースされるミドルトン・ヴェリーレア。これは1994ボトリングで結構前のボトルです。
同じピュアポットスチルのレッドブレストとの共通点も多いのですが、比べてみるとこちらのボトルは調整が効いているのか全体に洗練されている印象ですね。
結構好きなボトルで、今までいろんなヴィンテージを飲みましたが、大きな違いはなく安定してこのクオリティを保っています。

先日行われたブラインドテイスティングのイベントで私が出題したボトルですが、アイリッシュ予想をした方はおらず、ベンリアックという予想の方が一番多かったです。かなり高得点を付けてくださった方が多かったのも印象的でした。確かにベンリアックとは、トロピカル感と桃っぽさにかなり共通点があると思います。中身を知っている状態で比べてみると、こちらの方がライチやマンゴスチンのようなフルーツ感と、オイルのニュアンスが強いように思います。

私が以前から思っていた、トロピカルなスコッチを追いかけるならアイリッシュも良いのではないかというテーマで出題したのですが、かなり多くの回答者がスコッチのトロピカル系シングルモルト予想だったようですから、やはり似た個性があるのだと思います。

 

#アイリッシュ (IRISH)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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