ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

自宅テイスティング:ハイランドパーク15年 オフィシャル ロキ

ハイランドパーク HIGHLANDPARK 15yo OB LOKI 48.7% one of 21000 bottles

ちょっと変わり種のハイランドパークですが、かなり気に入りました。

 

ハイランドパーク HIGHLANDPARK 15yo OB LOKI 48.7%
one of 21000 bottles

 

・香り:
オレンジ、洋ナシ、リンゴ、アプリコットティー、蜂蜜、樹液、バニラ、植物感、薄くプラムやシェリーのニュアンス、しっとりした麦、ナッツ、少し土っぽさ、奥から重めのピート、複雑でわりとリッチ。

・味わい:
やややわらかな口当たりから広がり徐々にスパイシー、熟したリンゴ、しっかりとパイナップル系のトロピカル感、オイル、微かなサルファリー要素を含む近年シェリーのニュアンス、コクのある蜂蜜の甘味、少し酸味、後半にピートもしっかり主張。
ミディアム~フルボディ。

・余韻:
蜂蜜の甘味がフルーツとピートを伴い長く残る。

・加水:
やや植物感が強まるが崩れず、コクのある甘味は変わらない。

・総評:
トロピカル要素を含む多彩なフルーティが印象的で、ハイランドパークらしい草っぽさや蜂蜜も感じた。
意外にピートが強めなのも印象的で、シェリー感はほぼ嫌味にはならずリッチな味わいに貢献している。

【Good/Very Good】

ハイランドパークのヴァルハラコレクションから第2弾、「LOKI」です。

以前ウイスキーフェスで飲んで好印象を持ち購入したのですが、プラカップに少量だったということもあるのかあの時にはトロピカル感を含むフルーツは強く感じたものの、ピートはそれほど気になりませんでした。
今あらためて飲むとなかなかにピーティで、しかも普段ハイランドパークに感じるピートともちょっと違ったニュアンスでした。
スコ文研の雑誌によると、どうやらフロアモルティングを一時的にやらなかった際にモルトスターから買ったピーテッド麦芽のみで仕込んだものではないかということでした。

ちょっと異色のハイランドパークですが、トロピカル感を含むフルーティとピーティ、そして良い麦感があり、熟成年数の割に複雑です。
らしい蜂蜜の甘味もあり、コクがあります。
最近のエドリントングループのシェリーカスクに共通して感じることの多いシェリーのニュアンスがうっすらと全体を裏打ちしているように感じますが、これは飲むときの自分のコンディションによってはちょっと嫌味に感じてしまうことがあります。
しかし総合的には深みを出してリッチな味わいにしているように思います。
さらにこの手のシェリーの嫌味はボトリングから時間が経つと抜けていく印象もあるので、久しぶりに複数本買って寝かせることにしました。
ただこのシリーズ、木製のかなりかさばるパッケージがあり、2本目以降はさすがにいらないですね。(笑)

 

#ハイランドパーク (HIGHLANDPARK)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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