ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

グレンファークラス 1952-2006 オフィシャル ファミリーカスク #1712

グレンファークラス GLENFARCLAS 1952-2006 OB THE FAMILY CASK #1712 56.5% one of 110 bottles

50年代蒸留の長熟というスペックを良い意味で裏切られました。

 

グレンファークラス GLENFARCLAS 1952-2006 OB THE FAMILY CASK #1712 56.5%
one of 110 bottles

香りは甘やかなプラム、オレンジ、少し桃、まだ生きた麦感、淡いハーブ、スモーク優位の良いオールドピート、少し土、ややオイリーでリッチ、飲むと芳醇なシェリー、プラム、ハーブの植物感、ややスパイシーでボディあり、しっとりと麦の旨味、濃いめの甘味ときつくないタンニンの渋味、ピートの効いたリッチな余韻。

【Very Good】

グレンファークラスのオフィシャル,ファミリーカスクから1952年蒸留で2006年ボトリングのシングルカスクです。

シェリーカスクで50年代蒸留の約54年熟成という極めて長い熟成を経たボトルで,普通に想像するとウッディネスと渋味の強いタイプか,ボディが抜けて枯れたタイプが想像されましたが,全く違いました。
香りはやり過ぎ感の無い良いシェリー感でそれに伴う熟成感もある多彩なフルーツに,50年代蒸留らしいオールドピートも感じられ,リッチでした。
飲んでも良いシェリー感でしっかりフルーティでした。そして何より,超長熟にも関わらず良い麦感とボディが残っており,ウッディネスや渋味もキツくありません。
それでいて熟成感のあるフルーツとオールドピートなどの要素は十分に感じられ,過熟感が無く,このスペックで想像できない高次元でバランスのとれた香味でした。

この年代のシェリーカスクに期待する高貴なニュアンスこそないものの,スペックからは信じられないですが飲み頃と言える仕上がりの良さが印象的な長熟ファークラスでした。

 

このボトルは,三越前のIANさんでいただきました。
 

#グレンファークラス (GLENFARCLAS)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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