ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ボウモア1970 35年 シグナトリー WALDHAUS AM SEE ST.MORITZ向け

ボウモア BOWMORE 1970-2006 35yo SIGNATORY for World of Whisky, St. Moritz #4691 52.1% one of 304 bottles

強くとても良いシェリー感でした。

 

ボウモア BOWMORE 1970-2006 35yo SIGNATORY for World of Whisky, St. Moritz #4691 52.1%
one of 304 bottles

香りはしっとりと強いシェリー、みずみずしいブドウ果汁、プラム、淡いチョコレートとピート、飲むとやはり濃いブドウ果汁の甘味と淡いトロピカルフルーツ、良い渋味、穏やかだがしっかり主張するピート、果汁とピートを感じる長い余韻。

【Very Good】

シグナトリーがWALDHAUS AM SEE ST.MORITZというスイスのホテル向けに詰めたボウモア1970、35年熟成。
同じホテル向けの1972もあったと記憶しています。

非常に強く良いシェリー感が印象的で、したたるようなブドウ果汁を感じました。ピートもシェリーの陰からそれなりに主張してきます。
ただしトロピカル感に関してはシェリー樽からくる強いフルーツ感にマスクされている部分があるのか、それほど強くは感じませんでした。
余韻の最後までブドウ果汁を感じるシェリー感があり、これとピートが融合しているとまではいえませんが同居しているという感じで、とても美味しくいただきました。

 

このボトルは、三越前のIANさんでいただきました。
 

#ボウモア (BOWMORE)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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