ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

スプリングバンク 1991-2000 8年 マーレイマクダヴィッド #MM1829

スプリングバンク SPRINGBANK 1991-2000 8yo MURRAY MCDAVID #MM1829 46% REFILL SHERRY CASK

プレーン系カスクのバンクらしい味でした。

 

スプリングバンク SPRINGBANK 1991-2000 8yo MURRAY MCDAVID #MM1829 46%
REFILL SHERRY CASK

香りは加水のバンクにしては最初こもっているがゆっくりと広がる、シトラス、乾いた麦感、若葉、凝縮感あり、飲むと優しい口当たりから広がる、シトラスと乾いた麦感、さっぱりとした甘味と酸味と塩気、長くはないが綺麗な余韻。

【Good/Very Good】

マーレイマクダヴィッドが2000年にボトリングしたスプリングバンク1991、8年熟成で46%加水です。

香りにおいても味わいにおいても、シトラス系の柑橘っぽさと乾いた麦感や若葉っぽい植物感があり、らしいブリニーさも感じられました。

また、スプリングバンクは90年代後半になるとロングロウ寄りのピート感が強まるイメージですが、この辺のヴィンテージですからそれがありませんでした。

リフィルシェリーカスク表記ですがプレーンカスクに近いものと思われ、樽感はあまりついておらず、引っ掛かりのない綺麗な香味でした。

影響力の少ない樽で8年程度の熟成ですから、スペックだけ見れば本来はかなり若々しいタイプだと思われますが、加水とボトリング後15年以上の経年変化で飲みごろに達したのだと推察します。

 

#スプリングバンク (SPRINGBANK)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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