ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ボウモア 1971 14年 セスタンテ 57.7%

ボウモア BOWMORE 1971 14yo SESTANTE 57.7%

充実したフルーティさと濃いピートが融合した突き抜けたボトルです。

 

ボウモア BOWMORE 1971 14yo SESTANTE 57.7%

香りは華やかだが厚みがある、オールドシェリー、イチゴやプラムのジャム、皮付きの濃縮ブドウ果汁、熟しすぎたパイナップル、カラメルソース、煮詰まった紅茶、パワフルなピート、腐葉土、鞣し革、複雑で香りは湧き上がるよう。
飲むと芳醇で力強く広がる、香り同様に強烈にフルーティ、ベリージャムと皮付きブドウを噛んだようなジューシーなブドウ感、ミントが鼻に抜ける、獣っぽさ、腐葉土、こなれているが太く強いピート、妖艶でセクシー、陶酔感のある長い長い余韻。

【Excellent】

セスタンテのボウモア1971、14年熟成です。
シェリーカスク熟成のカスクストレングスで、ボトリング後30年以上経過しています。

70年代の良いシェリー感がしっかりと感じられ、ジャムっぽさと皮ごと絞った濃縮ブドウ果汁、そして60年代のグァバっぽさとも異なるパイナップルっぽいトロピカル感もあって非常にフルーティでした。
フルーツ感だけでもかなりの多彩さで、トロピカル感はあくまで一要素でしかありません。

獣臭さや腐葉土っぽいアーシーなニュアンスを伴いつつもしっかりとパワフルさを残したピート感がかなり強く残っており、アイラのカスクストレングスらしいパンチ力も残していました。

ボトリング当時主張が強かった香味がほど良い経年変化でこなれて複雑さを増し、妖艶さを帯び、それでもそれぞれの香味要素の強さも残しているという感じで、最高に近い飲み頃感のあるボトルでした。

ウイスキーガロアのテイスティングの文字数も踏まえて最近はできるだけ簡潔に書こうと思っているのですが、湧き上がってくるような香味で思わず長々と書いてしまいました。

このボトルは、相模大野のオードヴィーさんの19周年記念で開栓されました。
おめでとうございます!
今年これだけハードル上げてしまって、来年の20周年が少々心配になりましたが、マスターは自信ありげでした。

#ボウモア (BOWMORE)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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