ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

自宅テイスティング:グレンオード 30年 オフィシャル

グレンオード GLENORD OB 30yo 58.7% bottled in 2005

滋味深い麦感と熟成感のあるフルーツが見事に融合した素晴らしいモルトです。

 

グレンオード GLENORD OB 30yo 58.7%
bottled in 2005

・香り:
熟成感のある素晴らしい香り、アプリコットジャム、オレンジマーマレード、濃厚な梅酒、熟したメロン、滋味深く太い麦感、紅茶、蜜蝋、湿った土、心地良いウッディネス、うっすらとレザー、ナッツクリーム、非常に複雑で重厚、リッチ。

・味わい:
滑らかな口当たりから芳醇に広がる、煮詰まったアプリコットティー、樽で寝かせた梅酒、蜜蝋、滋味深く太い麦感とその旨味がたっぷり、ジャム系のフルーツや蜂蜜のようなコクのある甘味、リッチなウッディネスとその心地良いタンニン、ナッツクリーム、奥に淡いピート、リッチで複雑な味わい。

・余韻:
滋味深い麦感と熟成感のある多彩なフルーツが長く残る。穏やかな陶酔感あり。

・加水:
フルーツ感より蜜蝋や蜂蜜っぽさが前面に出てくる。大めに加水しても根幹の麦の旨味は崩れない。

・総評:
熟成感のある濃厚で多彩なフルーツと滋味深く太い麦感が共に濃厚で非常に魅力的なモルト。
フルーツ感においては梅酒のようなニュアンスが強かったのが印象的だった。
ハイラベルなところでバランスしており、総合力で突き抜けたモルト。

【Very Good】

オフィシャルのグレンオード30年、2005年のボトリングです。

私としては理解できないことですが売れ残っていたらしく、安売りしていた28年を大量購入してかつてハウスボトルみたいに飲んでいました。
今回の30年は無意識にもにもそれと比べてしまいますし、じっくり飲みました。

28年と同様、オードのオフィシャルらしい滋味深い旨味のある麦感と、熟成感のある濃縮フルーツが見事に融合している素晴らしいモルトです。
なんだかんだ言っても、伝説と言われるサマローリのブーケなんかとも共通点がしっかりあります。

28年と比べると2年の違いにもかかわらずフルーツがよりしっかりと感じられますが、それでも原料である麦の旨味がしっかりと残っていたのが好印象で、美味しいモルトウイスキーのひとつの典型だと思います。

1杯の満足感が素晴らしいのに飲み疲れはせず次々に飲みたくなってしまうモルトで、やっぱりこの系統は大好きですね。

 

#グレンオード (GLENORD)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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