ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ニューリリース:グレングラント ファイブディケーズ オフィシャル

グレングラント GLENGRANT OB FIVE DECADES 46% one of 12000 bottles

ヴァッティングで熟成感より完成度が上がったようです。

 

グレングラント GLENGRANT OB FIVE DECADES 46%
one of 12000 bottles

華やかな香り立ち、青リンゴ、オレンジ、淡く桃、フローラル、バニラ、キツさのない良い麦感、全体にクリアな印象、飲むと柑橘、淡くプラム、薄い蜂蜜の上品な甘味、良い酸味、探すと奥の方にかすかなピート、さっぱりした綺麗な余韻。

【Good/Very Good】

オフィシャルからニューリリースのグレングラント・ファイブディケーズ。
グラントのオフィシャルボトルって,最近あまり話題になりませんが,今後はシングルモルトにも力を入れていくようです。
このボトル,マスターディスティラーのデニス氏が15歳でグラントで働き始めて現在に至るまでの50年間、60年代、70年代、80年代、90年代、2000年代、それぞれの原酒がヴァッティングされている記念ボトルです。
以前,豪華なお披露目会に参加させていただいた時にお披露目になったボトルで,その時もテイスティングしていますが,今回日本に正規で入ってきて改めて有楽町でも飲みました。

やはり,基本は90年代くらいのバーボンカスクかなと思われ,恐らくそれだけでも結構完成度の高いボトルになったのではないかと思います。
昔の樽はそれほど多くは入っていないのか,熟成感があるかといえばそうでもありませんが,厚みと複雑さを追加しているようで,より完成度は高くなっているようでした。
飲み心地も良く,スタンダードのワンランク上と思えるボトルでした。
 

#グレングラント (GLENGRANT)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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