ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

トーモア 1966-1982 サマローリ

トーモア TORMORE 1966-1982 SAMAROLI 57% Sherry Wood

80年代詰めのフルストレングスサマローリ,さすがの迫力です。

 

トーモア TORMORE 1966-1982 SAMAROLI 57%
Sherry Wood

香りは強いシェリー、煮詰まったフルーツ、ベリージャム、ブドウ感あり、カラメル、黒糖、ラム、ビターチョコレート、コーヒー、ブーケガルニなど強いハーブ、シナモン、アップルパイ、ナッツ、レザー、強く焦がし麦、飲むと力強く芳醇に広がる、赤いフルーツジャムの濃い甘味、強いコクあり、強めのタンニンの渋味があるが嫌味ではなく味を深める、舌にしみ込む麦の旨味あり、ハーブ、非常にリッチ、やや舌にまとわりつくオイリーで長い長い余韻。

【Very Good/Excellent】

サマローリが1982年にボトリングした,トーモア1966。およそ16年の熟成です。

香りからはまずは力強く古いシェリー感がしっかりと感じられ,ジャム系のフルーツ感に加えてブドウっぽさも見え隠れしました。カラメル,黒糖,チョコレート,コーヒー,そして強いハーブのニュアンスなど,濃いシェリーカスク由来と思われる要素がそれぞれこなれているのに強さを持って主張します。
焦げた麦感もしっかりと感じられました。また,オールド感が作用してか,その他にも非常に多彩な香りがどんどん拾えてしまいます。

飲んでみると,期待通りフルストレングスらしい力強い味わいが芳醇に広がってきます。
やはり香り同様の多彩なフレーバーが感じられ,ジャム系のコクのある濃い甘味に,やや強めのタンニンが舌に付きますが嫌みにはならず味わいを深めてくれます。熟成期間が長すぎないがゆえの麦の強い旨味が舌にしみ込むように感じられ,長く舌に残る長い余韻も非常に好印象でした。
そしてなんといっても迫力のあるボディが印象的でした。

ブーケのオードと同様に,ボディを諦めることなく他の素晴らしい要素もしっかりと感じられる稀有なボトルで,まさに80年代詰めサマローリのフルストレングスという素晴らしいものでした。
大満足ですね。

 

このボトルは,三越前のIANさんでいただきました。
 

#トーモア (TORMORE)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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