ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

濃厚で極太:トマーティン 15年 セスタンテ 80年代ボトリング

トマーティン TOMATIN 15yo SESTANTE 59.2% bottled in 80's

無骨で旨いトマーティン。最近のイメージと全然違います。

 

トマーティン TOMATIN 15yo SESTANTE 59.2%
bottled in 80's

香りは最初完全に閉じているがゆっくり開いてくる。バタークリームっぽいオイリー、太い麦、杏、熟したオレンジ、ブランデー、ナッツ、少しヒノキのウッディネス。重厚で複雑。
飲むとアプリコットジャム、太い麦、ミント、濃い蜂蜜の甘味、ちょっと甘酸っぱさ。全体に非常に濃くねっとりヌルッとしている。

【Very Good/Excellent】

80年代にボトリングされたセスタンテのトマーティン。恐らく60年代の蒸留だと思われます。
以前は一部で「買ってどうするトマーティン」なんて言われていた蒸留所でしたが、トロピカルフルーツ全開の1976で一躍人気蒸留所になりました。
ただ、このボトルは人気の1976とは全く方向性が異なります。

グラスに注いですぐは、香りが閉じていましたが、スワリングしていくと時間とともにゆっくりと開いて素晴らしいものになりました。
今まで飲んだ1960年代のトマーティンをいろいろ思い返すと、ダンカンテイラーのピアレスの40年以上の長熟のものを若返らせたような印象です。
太い麦感やオイル、粘性のある濃厚なテクスチャー、濃厚で甘いジャムの様だがどこか甘酸っぱさも感じる味わい。深みを出すウッディネス。
繊細さはあまり感じず、剛腕なイメージ。とにかく説得力のある旨さです。
自分の中では間違いなくベストトマーティンです。

 

#トマーティン (TOMATIN)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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