ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

グレンリベット 20年 オフィシャル 45.7% 1960年代後半ボトリング

妖艶で素晴らしいリベットですね。

 

グレンリベット GLENLIVET 20yo OB 45.7%
one of 2400 bottles, Bottled in late
1960's

香りは穏やか。心地良いオールド感、優しいオールドシェリー、カラメルソース、長熟アルマニャックのようなブドウ感、レザーと腐葉土、しっとりしたピート。
飲むとじわじわと芳醇に広がる。舌に染み込むテクスチャー、少し萎びた枝付きブドウ、樹液、ほどよい甘味と酸味、やはり土っぽさを伴うピートが奥からじわじわとでてくる。妖艶で陶酔感のある余韻。

【Very Good/Excellent】

1960年代末頃にイタリア向けにリリースされたと思われる、オフィシャルのグレンリベット20年です。
逆算すると恐らくは1940年代後半くらいの蒸留ですね。
ボトリング後に約50年が経過していますが、幸運にも今まで何度か出会ったボトルには劣化が著しいものはありませんでした。

今回のものも劣化要素は不思議なくらい無く、心地良いオールド感に留まっていました。
素晴らしいオールドシェリー感とブランデーっぽさと伴うブドウ感、そして40年代50年代のモルトに感じることの多い独特の土っぽさやオールドピートも感じられ、素晴らしい香りでした。

飲んでも抜け感はなく芳醇さがあり、加水と思えない味わいでした。
ハイレベルでバランスが取れており、多彩で妖艶、陶酔感のある長い余韻でうっとりしてしまいました。

毎回状態が良いことに関しては、熟成がやや長いことと度数が46%弱と加水としては高めということが影響しているのかもしれませんし、それだけ当時の酒質が良いということなのかもしれません。

40年代蒸留で、しかもこれだけ美味しさが保たれているものを飲む機会もだんだん減ってきていますが、また出会えることを楽しみにしています。

 

#グレンリベット (GLENLIVET)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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