ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ラガヴーリン 1998-2012 オフィシャル アイラフェス2012 #1716

ラガヴーリン LAGAVULIN 1998-2012 OB FEIS ILE 2012 #1716 55.1% Refill Sherry Butt

若さもある正統派のオフィシャルラガという感じです。

 LAGAVULIN 1998-2012 OB FEIS ILE 2012 #1716

ラガヴーリン LAGAVULIN 1998-2012 OB FEIS ILE 2012 #1716 55.1%
Refill Sherry Butt

香りはアプリコットジャム、少し若さもあるパワフルで厚みのある麦感、魚介ダシ、重いアーシー、ヨードもある強いピート、高級感のあるオーク。
飲むと粘性も感じるまったりしたテクスチャー、アプリコットジャムの強いコクのある甘味、強い麦の旨味と魚介ダシの旨味、ピーティで長い余韻。

【Good/Very Good】

2012年のアイラフェス向けにボトリングされたラガヴーリンで,ヴィンテージは1998です。

まさにオフィシャルラガヴーリンというアプリコットジャムや厚みのある麦感,そして重厚なピート感が香りからも味わいからもしっかりと感じられました。
コクのある甘味に厚みのある麦の旨味や魚介ダシの旨味も十分に効いており,これからさらにビッグなモルトになりそうなニュアンスがプンプンとします。

アイラフェス向けやマネージャーズチョイスなど,ラガヴーリンのオフィシャルシングルカスクは,樽感の強くないプレーンに近いリフィルシェリーバットが多い印象ですが,これもそういう印象でした。
とはいえ未熟感はほとんどなくすでに仕上がった美味しさで,瓶詰後3年でさらに落ち着いてきた様子でした。
アイラフェスの記念ボトルの中でも,ラガヴーリンはシングルカスクのことが多く特に手に入りにくいのですが,それをこうして数年後にも楽しめるというのは素敵な経験でした。

 

#ラガヴーリン (LAGAVULIN)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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