ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ニューリリース:グレンオード 14年 オフィシャル シングルトン 2018リミテッドリリース 57.6%

グレンオード

想定外の完成度でした。

 

グレンオード GLENORD 14yo OB SINGLETON LIMITED RELEASE 2018 57.6%
Bottled in 2018, Triple Matured in Five Cask Process

香りは想定外に華やかでフルーティだがじわじわとモルティさも出てくる。甘やかなオレンジや桃のキャンディ、バニラ、心地良いオーク。
飲むと香り同様のフルーツキャンディのフルーティ、少し平坦だがまったりとした甘味、ほどよくこなれたモルティな旨味、リッチなオーキーさもあってミディアムボディ、綺麗な余韻。

【Good/Very Good】

最新のディアジオリミテッドリリースから、グレンオード14年です。
毎年、日本には時間差で入ってくるので、来年流通すると思われます。
Triple Matured in Five Cask Processと記載された通り、メインの熟成を経た2樽をそれぞれ2樽で後熟させ、最後に別の樽でマリッジしており、3行程で5樽の影響を受けたボトルです。

グレンオードというと、生産量も多くディアジオ所有のハイランドモルトを代表するような蒸留所のひとつという認識でした。
もともとディアジオさんの特別なリリースは樽感が薄くプレーンなものが多いですが、特にオードはその傾向が強いイメージでした。
なので、今回もそんな素朴でムギムギしたハイランドタイプを予想したのですが、樽使いもエキセントリックで、全然思っていたのと違いました。

上記の通り、多彩な味のキャンディのようなフルーティさがしっかりと感じられ、バニラっぽさもあり、複数の樽で熟成した影響が良くでたタイプです。

2004年頃の蒸留ということになりますが全体にこなれており、度数もあまり感じませんでした。

想像していたよりもモルティさは奥にあって、その主張は控えめでした。

少し甘味が平坦ですが、14年熟成というスペックの割にほぼ完璧に仕上がったモルトではないかと思います。

王道とは言い難いですが、ディアジオさんの樽使いにおける技術力を垣間見ることができたモルトでした。

 

#グレンオード (GLENORD)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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