ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ニューリリース:ラガヴーリン 21年 オフィシャル アイラジャズフェスティバル2019向け 50.9%

ラガヴーリン LAGAVULIN 21yo OB ISLAY JAZZ FESTIVAL 2019 50.9% one of 2004 bottles

オフィシャル長熟のジャズフェス向け。さすがの仕上がりでした。

 

ラガヴーリン LAGAVULIN 21yo OB ISLAY JAZZ FESTIVAL 2019 50.9%
one of 2004 bottles

香りはプレーン系の樽感だが熟成感あり。凝縮したシトラス、こなれて旨そうなモルティ、強いが刺々しさのないスモークと海の香り。
飲むとほどよくこなれたテクスチャー、香り同様に凝集した柑橘、染み込むようなモルトの旨味、支配的ではないが強いピート、潮の香りと後味まで残るブリニーさ、余韻は長い。

【Very Good】

ラガヴーリンが昨年のアイラジャズフェスティバルの記念ボトルとしてリリースした、21年熟成のオフィシャルボトルです。
アイラフェスと比べると、わりとノンエイジとかのものが選ばれる印象だったジャズフェス向けですが、今回は熟成の長いタイプでした。

飲むのが遅れて今頃のご紹介になってしまいましたが、次のジャズフェス向けはまだ出ていませんので、一応ニューリリースとしてご紹介します。

ディアジオさんが得意とする樽感は強くないのに熟成感はあるというタイプで、度数もほどよく落ちていますがそれ以上に刺々しさを感じません。

アイラの雄らしいピートと潮風が感じられるモルトでもありましたが、特に凝縮感のある柑橘と旨味が印象的でした。

個人的な思い入れもあり特に素晴らしかったバイセンテナリーのアイラフェス向け19年に近い香味だと感じ、非常に好きな味で、お代わりもして堪能させていただきました。

今年のリリースも楽しみです。

 

#ラガヴーリン (LAGAVULIN)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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