ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ロッホサイド 1981-2005 GM レアオールド 43%

ロッホサイド LOCHSIDE 1981-2005 GM Rare Old 43%

1981のロッホサイドらしい味わいでした。

 

ロッホサイド LOCHSIDE 1981-2005 GM Rare Old 43%

香りはプルーンやレーズン、奥から桃、チョコレートケーキ、リッチなウッディネス、ハーブ。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、プラムジャムや濃縮した桃、トロピカル感、少し薬っぽいケミカル感、濃い甘味とほどよい渋味、若干のエグ味とケミカル感は伴うがフルーティな余韻。

【Good/Very Good】

GMのレアオールドから2005年にボトリングされたロッホサイド1981、およそ24年の熟成です。

ラベルに記載はありませんがシェリーカスク由来と思われる濃縮フルーツが香りからも味わいからも感じられました。

それと同時に、ロッホサイド1981らしい桃っぽさと薬っぽいケミカル感も感じられましたが、このボトルでは香りにおいてはシェリー感にマスクされているのか、味わいに強く感じられました。

樽と原酒のフルーツ感が同時に感じられるモルトで、甘味と渋味のバランスも良く、加水のおかげか若干感じたエグ味もそれほど引っかかりませんでした。

1981のロッホサイドには、ボトラーやボトリング時期、そして樽のタイプに関係なくほぼこの桃っぽさやトロピカルフルーツ、そしてケミカルな要素が感じられますね。

特定のニュアンスを持つ偏った樽だけがブローカーからボトラーに流れたというよりも、この時期のロッホサイドの原酒すべてに共通する要素なのではないかと推察します。

#ロッホサイド (LOCHSIDE)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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