ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

グレンエルギン 1971-1985 サマローリ

グレンエルギン GLENELGIN 1971-1985 SAMAROLI 50% one of 1200 bottles

さすがの80年代詰めサマローリで,エルギンらしさも感じました。

 

グレンエルギン GLENELGIN 1971-1985 SAMAROLI 50%
one of 1200 bottles

香りは湿った太い麦とオレンジオイル、アプリコットジャム、デーツ、ドライフィグ、蜂蜜、淡く湿ったピート、心地良いオールド感、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、コクのある蜂蜜、マーマレードやアプリコットジャムの甘味、梅ジャムの酸味、太い麦とその濃い旨味、軽いミント、粘性もあり厚いボディで口の中にこびりつくようなテクスチャー、リッチ、ややオイリーで長い余韻。

【Very Good】

1985年にサマローリからボトリングされたグレンエルギン1971です。
50%とやや高めの加水調整ですが,フラングメンツオブスコットランドの1971も50%でしたね。

香りには心地良いオールド感があり,ボディを感じる太い麦感とオイリーさや粘性を感じる濃いオレンジやアプリコットジャムのニュアンス,そしてドライフルーツやピートのニュアンスが感じられました。
飲んでみると芳醇な広がりがあり,蜂蜜やジャムのコクのある甘味と良い酸味,そして太い麦の旨みが堪能できます。また,エルギンらしい粘性があってオイリーであり,加水ながら厚いボディを感じ,余韻もリッチで非常に長いです。

80年代詰めのサマローリらしい,ボディをしっかり残して過熟感を全く感じさせない仕上がりで,かなり説得力のある美味しさです。
 

#グレンエルギン (GLENELGIN)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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