ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストラスアイラ1949-2006 GM 蒸留所ラベル

ストラスアイラ STRATHISLA 1949-2006 GM Distillery Labels 40%

40年代蒸留の超長熟です。

 

ストラスアイラ STRATHISLA 1949-2006 GM Distillery Labels 40%

香りはかなりエステリーで強い熟成感、ヒノキっぽいウッディネス、バニラクリーム、洋梨や桃、オレンジ、アプリコットティー、アーシーで奥から湿ったピート、飲むとやはりエステリーで華やかなフルーティ、心地良いヒノキを感じるウッディネス、アプリコットティージャムの甘味、長く陶酔感のある余韻。

【Very Good】

GMの蒸留所ラベルからストラスアイラ1949-2006、およそ57年の熟成。
先日記事にしたグラント1948と同様に超長熟です。

香りの最初からエステリーで強く多彩な熟成香があり、奥から40年代蒸留らしい土っぽさやオールドピートも感じられ、昔のストラスアイラの多くに感じられるヒノキのようなウッディネスもしっかりと主張します。
飲んでも同様の熟成感が強く感じられますが、ピートなどの溶け込み方、全体の一体感はグラントのほうがあったように思いました。
これだけのもの同士で比較するのも失礼な話かとは思いますが。

なお、ストラスアイラらしいヒノキっぽいウッディネスはしっかりと感じられますが、この熟成年数にも関わらず強い渋味が感じられないのはグラント1948と同様でした。
GMの大量のストックの中には、すごい樽があるんですね。

 

このボトルは、三越前のIANさんでいただきました。
 

#ストラスアイラ (STRATHISLA)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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