ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

全然去年と違う・・・:ロングロウ 18年 オフィシャル 2012年リリース

毎年違ったコンセプトでいくんでしょうか?

 

ロングロウ LONGROW 18yo OB 46%
bottled in 2012

やや近年のシェリーのニュアンスを強く感じる、プラム、チョコレート、若干サルファリー、ロングロウらしい独特のピート感はあるが、ややもっさりした甘味のシェリーの影に隠れている。

【Good】

今年リリースのロングロウ18年。
私にとっての非常にロングロウらしい味と感じて好みだった昨年のもの(評価はVG)と、同時に飲み比べる機会に恵まれました。(下の画像:右が今年)
色からして今年のものは濃く、香りにも味わいにも最近のシェリー樽のニュアンスを感じます。

シェリー樽らしいフルーツ感と甘味はしっかり感じられますが、ロングロウらしい濡れた干し草のような独特のピート感やチーズのようなニュアンスがやや覆い隠されている印象で、シェリーとの一体感やバランスには乏しい印象でした。

ただし毎年コンセプトが違うのは、それはそれで面白いですね。
来年の18年も楽しみにしています。

 

#ロングロウ (LONGROW)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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