ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

なかなか飲めない60年代:アードベッグ 1967-1996 29年 キングスバリー #922

60年代アードベッグなんてほとんど飲んだ記憶がありません。

 

アードベッグ ARDBEG 1967-1996 29yo KINGSBURY #922 54.6%

ブドウやベリーのある陶酔感のあるシェリーに、らしい土っぽいしっとりしたピート、金属や塩素っぽさは少なめ、濃い味だがやさしく滑らかな飲み心地、ボディは厚く、渋味もほとんど感じない。

【Very Good】

キングスバリーの貴重な60年代アードベッグ。
陶酔感のある60年代らしいシェリー感の中に、70年代とも少し違った印象ですがアードベッグらしいピート感がしっかり主張しています。長熟にもかかわらず渋味を含めオフフレーバーが感じられず、ボディもへたれた様子がありません。長熟、シェリー、ピートといったあたりの強い影響か、麦の要素はほとんど見つかりません。
60年代のアードベッグは飲む機会がほどんどありませんので、貴重な経験をさせていただきました。

このボトルは神楽坂のフィンガルさんでいただきました。


 

#アードベッグ (ARDBEG)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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