ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ニューリリース:アードベッグ オフィシャル “ドラム” コミッティ向け 52%

アードベッグ ARDBEG OB "DRUM" SPECIAL COMMITTEE ONLY EDITION 52%

陽気な味わいのモルトで、面白かったです。

 

アードベッグ ARDBEG OB "DRUM" SPECIAL COMMITTEE ONLY EDITION 52%

香りはややスピリティで若々しい。フレッシュな麦芽と清々しいシトラスと生姜、強いスモーク、バニラとココナッツミルク、クールな金属感を伴うラムコークのニュアンス。
飲むと香りよりこなれていて刺激はほどほど。バイナップルなどのフルーツとラムを感じる陽気な印象とその甘味、麦芽の旨味、スモークも強く長い。

【Good/Very Good】

今年のアードベッグデー向けにリリースされたのは、アードベッグ・ドラムと名づけられたラムカスクフィニッシュのものでした。
これは現地で先行してリリースされるコミッティ向けのカスクストレングスです。

毎年割と熟成は短めのものが多く、それを樽でマスクしている印象もあるのですが、今回のものにもそういう一面はありました。

しかし味は意外にスピリティでなく、コンセプト通りの陽気な甘さがあり、全体としてはまとまっていると感じました。

実はこの後で、ウイスキーガロアのテイスティングで加水のものもテイスティングしたのですが、当然同じ系統ではありつつも正直そちらのほうが香りも尖っておらず美味しく感じました。

 

#アードベッグ (ARDBEG)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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