ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

これまでのテイスティングノート31:クライヌリッシュ 1997 14年 エクスクルーシブモルツ スリーリバーズ向け #12364

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1997 14yo EXCLUSIVE MALTS for TR 55.2%
Cask No.12364
one of 288 bottles

・香り:
洋ナシ、オレンジ、ワックス、アプリコット、青リンゴキャンディ、ややアルコール感、ヴァニラ、ライ麦パンのような若いモルティ、バーボンカスクのニュアンス

・味わい:
若さはあるがヌルッとした独特のニュアンスは健在。
スパイシーさは最初あまりなく徐々に強くなってくるイメージ。
洋ナシ、青リンゴ、ねっとりした蜜のような甘さ、酸味あり、少しブリニー、飲むとモルティさは心地よく、香りほど若さを感じない。ミディアムボディ。

・余韻:
ヒリヒリするトウガラシ系のスパイシー、若いわりにはねっとりしたフルーツ感と甘味が長めに残る。

・加水:
香りはクリアでフレッシュなニュアンスになるが、飲むと若さが目立つようになる。

・総評:
独特のヌルッとしたニュアンスと良い樽のフルーティさが若さをうまく包み込んでいるためか、オフフレーバーや荒っぽさをあまり感じずに飲める。CPの非常に高いモルト。

【Good】

TRのCLYNELISHなら、昨年末に出た1993のオリジナルラベルの方がよりフルーティで洋ナシのニュアンスが強かったですが、飲んだ時の良いモルティさも踏まえるとこちらも負けていません。しかもCPは抜群です。いつも気にせずテイスティングしてますが、今回ははからずしてTRのテイスティングコメントと近い内容になってました。

ねっとり全体を包み込むような独特の酒質のためか、CLYNELISHには若くても美味しく飲めるものが多いと思います。

ところで、ラベルには樽の種類についての記載はありませんが、輸入元の情報ではリフィルヨーロピアンホグスヘッドという話です。
私にはどう味わっても良いバーボンカスクのニュアンスなのですが・・・。

〈2012/2/15 whiskylinkに公開〉

2012/9/17  追記:
クライヌリッシュは若くて安くても美味しいものが本当に多いですよね。ドイツばかりでなくいろんなところから樽がでてくるのも好印象です。
(ヴィンテージにはわりと偏りがあるので、樽の出所は一緒なのかもしれませんが。)

なお、このボトルの樽については、同時リリースのカリラがホグスヘッドという情報に対してヨーロピアンオークのシェリー樽っぽいニュアンスだったことを踏まえると、実際はあべこべで、このクライヌリッシュがバーボンホグスだった可能性が高いのではないかという話になってました。


 

#クライヌリッシュ (CLYNELISH)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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