ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

陶酔感あり:スプリングバンク 21年 オフィシャル 80年代

スプリングバンク SPRINGBANK 21yo OB 46% 80年代流通

素晴らしいシェリー感のスプリングバンクです。

 

スプリングバンク SPRINGBANK 21yo OB 46%
80年代流通

香りから素晴らしい高貴なシェリー感でかなりの陶酔感あり、ベリージャム、ブドウの皮、レザー、ドライフルーツ、隠し味のハーブ、アンティーク家具のような古いウッディネスがしっかり。
飲んでも香りから期待する通りの陶酔感のある深い味わい、奥にピート、ジャムのようにねっとり甘い、うっすらと心地良い渋味、ハイレベルでバランス良好、オイリーで長い長い余韻。

【Very Good/Excellent】

スプリングバンクオフィシャル21年、このラベルは日本向けです。
80年代の流通で、蒸留は60年代でしょうね。
ロットがいくつもあるようですが、これはシェリーの強いタイプのようです。

シェリー樽の60年代スプリングバンクの良いところがバランス良く凝縮されており、奥行きのある深い味わいに陶酔してしまいました。
加水ですが全く薄さは感じられず、逆に加水のためか近寄りづらい印象もなく、しっかりウッディネスがあるのに渋味も強くなく、それでいてスムーズでバランスのとれた仕上がりはもう素晴らしいの一言です。

ロットにもよると思いますが、少なくともショット数杯での評価においては、数ある素晴らしいシェリー樽スプリングバンクの中でも特に素晴らしいボトルだと思いました。

#スプリングバンク (SPRINGBANK)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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