ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ニューリリース:オスロスク 2005-2019 13年 ゴードン&マクファイル コニッサーズチョイス モルトヤマ バッチ19/087 57.6%

オスロスク AUCHROISK 2005-2019 13yo GORDON & MACPHAIL CONNOISSEURS CHOICE for MALTOYAMA BATCH 19/087 57.6% one of 322 bottles, REFILL AMERICAN HOGSHEAD

さすが、仕上がった樽を選びましたね。

 

オスロスク AUCHROISK 2005-2019 13yo GORDON & MACPHAIL CONNOISSEURS CHOICE for MALTOYAMA BATCH 19/087 57.6%
one of 322 bottles, REFILL AMERICAN HOGSHEAD

香りには良いバーボン感がしっかり、バニラエッセンスとココナッツ、オレンジオイル、しっかりと近年のリッチなオーク、奥からじわりとモルティさ。
飲むと荒さはそれほどないが強い味わい。オレンジオイルと蜂蜜のコクのある甘み、引き締めるオークのタンニン、それらにマスクされているせいか未熟感の少ない麦芽のニュアンス。

【Good/Very Good】

GMが富山の酒屋さんであるモルトヤマさんに向けてボトリングした、コニッサーズチョイスのオスロスク2005、13年熟成です。

香味は上記の通りバニラ、オレンジオイル、オーク感などが主張してくる近年のリッチなバーボン樽の典型的なもので、メリハリの効いた強い味で、わかりやすい美味しさです。

オーキーさも含めて樽の影響はしっかりあるのにエグ味などのネガティブな要素はでておらず、高級な良い樽でほどよい期間の熟成を経たのでしょう。

もともとそれほど個性が強い蒸留所ではないので、この輪郭のくっきりとしたメリハリのある樽由来の香味をたっぷりと楽しめるのが魅力ですね。

値段も抑えられており、個人的にはマニア向けというよりもウイスキーの美味しさに目覚め始めたドリンカーにお勧めしたい1本です。

コニッサーズチョイスは今年リニューアルされ、以前より価格帯も上がりましたがそれ以上に品質が上がったことで話題になっていましたが、今回のボトルもその評判通りの良い樽でした。

良い樽を選んだこともそうですが、良い樽を選ばせてもらえたこともすごいことだと思います。

#オスロスク (AUCHROISK)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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