ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ニューリリース:グレンゴイン 2001-2016 15年 ハンターレイン オールドモルトカスク ジャパンインポートシステム向け #12352 58.8%

グレンゴイン GLENGOYNE 2001-2016 15yo HUNTER LAING Old Malt Cask for JIS #12352 58.8% one of 187 bottles, REFILL HOGSHEAD

やっぱりJISさんはすごい目を持ってますね。

 

グレンゴイン GLENGOYNE 2001-2016 15yo HUNTER LAING Old Malt Cask for JIS #12352 58.8%
one of 187 bottles, REFILL HOGSHEAD

香りは強い、レモネード、バニラ、少しココナッツ、しっかりリッチなオーク、良い麦感、自然な熟成感あり。
飲むとスパイシーだが度数よりはキツさのない口当たりから広がる、香り同様のレモネードやバニラ、ココナッツ、コクのある甘味、味を深めるオーク、麦の旨味、リッチ、ひっかかりのない余韻。

【Good/Very Good】

ダグラスレインがジャパンインポートシステムさんにボトリングしたOMCのグレンゴイン2001、15年熟成のシングルカスクです。
本来50%しばりのOMCですが、これは特別にカスクストレングスでボトリングされています。

決して複雑な熟成感があるとまでは言いませんが、2000年代の蒸留のモルトとしては明らかに仕上がったモルトでした。

バニラやココナッツなどの良質なバーボンカスクに感じがちな個性がありつつ、生木臭さはありません。
キツさはないのに旨味のある麦感があり、カスクストレングスを生かしたコクのある甘味と味を深めるオークのタンニンのバランスも良かったです。
そして、レモネードのようなニュアンスが香りにも味わいにも会ったのが印象的でした。

良い樽感があるけれど味付け感はなくナチュラルな熟成を経たイメージのボトルで、グレンゴインというと最近はシェリーのイメージが強くそちらが売れ筋ですが、純粋に若くても良いモルトを選んだ結果がたまたまバーボンカスクのゴインだったという感じが伝わってきます。

JISさんは流行に流されず良いものを選んでくれますね。
 

#グレンゴイン (GLENGOYNE)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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