ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ポートエレン 1975-1999 24年 アデルフィ #1765 56.0%

らしからぬ多彩さと深みのある、素晴らしいポートエレンでした。

 

ポートエレン PORT ELLEN 1975-1999 24yo ADELPHI #1765 56.0%

香りはワックスと樹液、蜂蜜、凝縮したシトラス、滋味深い土っぽさを含む旨そうなモルティ、すこしミネラリー、魚介ダシと強いスモーク。
飲むとトロリとした粘性あり。凝縮したシトラスと淡いアプリコットジャム、噛み応えのある強い旨味、心地良いコクのある甘味、潮風、淡いヨードを伴う強いスモーク、迫力のあるピート、長い余韻。

【Very Good/Excellent】

アデルフィから1999年にボトリングされた、ポートエレン1975、24年熟成のシングルカスクです。

のっけからポートエレンらしからぬワクシーさや樹液っぽさ、そして淡く土っぽさも伴う複雑な香りに驚きました。

どちらかというと、美味しいものでも鋭さや若干クールでスマートなニュアンスを持ったものが多いイメージのポートエレンだったのですが、今回のものは例外的に重厚なタイプと言えると思います。

粘性を帯びた濃縮感があり、しっかりフルーティでモルティな旨みもあり、コク深い甘味もあり、少し潮っぽさも残しており、もちろんアイラモルトらしい迫力のあるピートの腫脹もあり、ほぼ文句の付けどころのないアイラモルトでした。

ポートエレンらしいかどうかは別問題として、突き抜けたアイラモルトで心に残る1本となりました。

評価としては私のベストポートエレンということになるかもしれませんが、どちらかというとベストアイラモルトの1本という感じです。

#ポートエレン (PORT ELLEN)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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