ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ニューリリース:アードモア1997 16年 ケイデンヘッド スモールバッチ

アードモア ARDMORE 1997-2013 16yo CADENHEAD SMALL BATCH 55.2% one of 552 bottles, Bourbon Hogsheads

あまり飲んだことの無いスペックで興味深かったです。

 

アードモア ARDMORE 1997-2013 16yo CADENHEAD SMALL BATCH 55.2%
one of 552 bottles, Bourbon Hogsheads

香りはシトラス、バニラ、若々しい麦、爽やかな若葉、スモーキーなピート、飲むと鋭い麦感と草っぽさ、シロップの甘味、シトラス、ヒリヒリとスパイシー、ややオイリーで長い余韻。

【Good】

ニューリリースのケイデンヘッドのスモールバッチシリーズのアードモア1997,16年熟成。

90年代のアードモアといえば,やはりブラインドだとボウモアと鑑別が難しいようなトロピカルフルーツ&ピーティという個性を持った1992がまず浮かんできますが,よくよく考えてみるとそれ以外の90年代ヴィンテージってほとんど飲んだことがありません。
そこで今回の1997ですが,ピートは1992とよく似たスモークがメインの迫力を感じないものでした。そしてフルーツはというと,まずトロピカルに関してはほとんど感じられませんでした。
1992にしばしば感じたグレープフルーツというよりシトラスに近いさっぱいりした柑橘感が強く感じられ,やや若さを感じる麦感や植物感もありました。
爽やかさや軽さのある若いピーティモルトという,普段あまり飲まないタイプのように思いました。
 

#アードモア (ARDMORE)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

寄付のお願い

運営にご協力ください