ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ラフロイグ 1993-2009 16年 ダグラスレイン オールドモルトカスク10周年記念ボトリング 52.3%

ラフロイグ LAPHROAIG 1993-2009 16yo DOUGLAS LAING Old Malt Cask 10th Anniversary Bottling 52.3% one of 257 bottles, Refill Hogshead

記念ボトルの1993、やはり格別でした。

 

ラフロイグ LAPHROAIG 1993-2009 16yo DOUGLAS LAING Old Malt Cask 10th Anniversary Bottling 52.3%
one of 257 bottles, Refill Hogshead

香りは非常に華やかで極めてフルーティ、グレープフルーツとそのワタ、フリーズドライにしたイチゴ、淡くパッションフルーツ、粉っぽいテクスチャー、乾いた麦、銀杏、バニラ、淡いヨードのある強いピート。
飲んでも非常にフルーティで粉っぽい凝縮感がしっかり、香り同様のグレープフルーツやパッションフルーツ、上品な甘味と酸味、さっととった魚介ダシ、スモーク優位のピート、余韻はフルーティで長め。

【Very Good】

ダグラスレインが2009年にボトリングしたラフロイグ1993、16年熟成。
OMCの10周年記念に選ばれた樽のひとつで、通常50%のところをカスクストレングスでボトリングされています。

香りの最初から特別感が漂っており、華やかで極めてフルーティでした。
ボトラーズのリフィルカスクのラフロイグらしいグレープフルーツ系の柑橘感とそのワタっぽさに加えて、スプリングバンクを彷彿とさせるフリーズドライにしたイチゴのようなニュアンスと粉っぽく凝縮したような感じがありました。そして味わいに、ボウモアっぽいパッションフルーツ感が感じれらたのも印象的でした。
甘味と酸味も心地良く、全体に上品なたたずまいでした。
ピートもしっかりありますがヨードは強くなく、この辺もボトラーズのラフらしいです。

1993ヴィンテージらしく特に突き抜けたフルーティさを持つボトルで、さすがの記念ボトルですね。

 

#ラフロイグ (LAPHROAIG)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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