ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

バルミニック14年 セスタンテ フルプルーフ 57.5%

バルミニック BALMENACH 14yo SESTANTE 57.5%

重厚でパワフル、説得力のある香味です。

 

バルミニック BALMENACH 14yo SESTANTE 57.5%

香りは力強く重い。心地良いオールド感と重厚なシェリー感、煮詰めた皮付きブドウ、プルーン、黒糖を入れて煮込んだ黒豆、煮詰め過ぎた紅茶、焦がした麦、クローブなどのスパイス、レザーと土っぽさ、リッチ。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に力強く広がる。香り同様に濃縮されたフルーツの甘味とタンニンの渋味、コクあり、太さを残したモルティ、レザー、フルボディ、湿った土っぽいオールドピート、滋味深い旨味があり深遠な味わい。

【Very Good】

70~80年代に流通していたらしい、セスタンテのバルミニック14年、当時としては珍しい57.5%のフルプルーフです。

何度も飲んだボトルですが、今回もガツンとやられました。

ジューシーというよりは煮詰まった要素が強いシェリー系の重たいフルーツ感がずっしりと主張してきますが、太さのあるモルティも負けじと主張しています。

横綱2人ががっぷり四つといったイメージでド迫力のモルトですね。

強い酒質のためかオールド感はほどよいところに落ち着いており、深みは出してもまったく香味の邪魔はしません。

経年変化で原酒とシェリー感に一体感がでて、さらに複雑さが増してきたような印象で、飲み疲れするほどに強く濃厚なモルトでした。

古いシェリーカスクですが、私の中ではグラントやマッカランなどに多いいわゆる高貴なシェリーとは違うジャンルで、洗練された香味に陶酔するというよりも、無骨さや素朴さを伴った味わい深さを楽しむという感覚です。

セスタンテの古いシェリーカスクにはこういうものも散見されますね。

今回じっくり飲んでみると、現行のシェリーの一部がこうなるかもしれないと思える要素も持っているように感じられ、嬉しくなりました。

 

#バルミニック (BALMENACH)

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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