ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

キンクレイス 1965-1989 24年 ケイデンヘッド ブラックダンピー 51.4%

KINCLAITH 1965-1989 24yo CADENHEAD black dumpy bottle 51.4%

KINCLAITH 1965-1989 24yo CADENHEAD black dumpy bottle 51.4%

心地良いオールド感、生姜っぽさを伴うしっかりめの麦芽、メロンも連想できる青さ、ピリッとスパイシーだが舌に染み込む麦芽の旨味、長くはないが優しいコクを感じる余韻。

【Very Good, Iiteresting】

ケイデンヘッドからキンクレイス1965。
1989ボトリングの24年で、いわゆるブラックダンピーボトルです。

相模大野のオードヴィーさんでいただきましたが、たぶん20年くらいマスターから「いつか開ける」と言われ続けていたボトルのひとつです。
これがついに25周年で開きました。

メロンや生姜といったキンクレイスらしいとされる個性は、他の蒸留所だとフレッシュ系のモルトに感じやすく瓶内変化で薄れていくと予想していたのですが、それがちゃんと感じられました。
カスクストレングスにもかかわらずボディは良い意味でライトであり、ローランドモルトらしさもありましたね。そもそもメロンや生姜のニュアンスも草っぽいローランド系の香味だと思っています。
そして何より、ちゃんと美味しかったのが印象的でした。

加水だと思っていたこともあって、開け時を逃したヘタレ系かと勝手に予想していたのですが、想定外に状態が良かったです。

キンクレイスというと、私が飲み始めた頃にはレディバーンやベンウィヴィスなどと共にもうすでに幻の閉鎖蒸留所のひとつでした。
本気で飲もうと思えば飲めたという意味では、最近のドリンカーでいうところのブローラやローズバンクに近かったでしょうか。

ずいぶん久しぶりに飲めましたが、もはや次に飲む機会はないかもしれませんね。ましてや美味しいものに出会えることはまずないと思います。
記念開栓で流通価格からすると相当安価に出していただき、堪能させていただきました。
25周年、本当におめでとうございます。

 

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

タグ

寄付のお願い

運営にご協力ください