ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

クラガンモア 1989-2022 32年 オフィシャル BARパークモア20周年記念 #2489 50.9%

CRAGGANMORE 1989-2022 32yo OB “Cask of Distinction” for BAR PARKMORE 20th Anniversary #2489 50.9%

CRAGGANMORE 1989-2022 32yo OB “Cask of Distinction” for BAR PARKMORE 20th Anniversary #2489 50.9%
Refill American Oak, one of 147 bottles

深い熟成感があり複雑、古いオレンジやアプリコットのリキュール、コニャック風味のクレームブリュレ、ナッツとオイル、濃縮感があり粘性たっぷりのテクスチャー、蜂蜜のコク、じわじわ麦芽の旨味も舌に染み込んでくる、クリーミーで長い余韻。

【Congratulations!!】

大阪北新地のBAR PARKMOREさんが20周年を記念してボトリングされたオフィシャル”Cask of Distinction”の長熟クラガンモアのシングルカスクです。
タイミング良く大阪出張があり、その夜に訪問してマスターの高谷さんにお話を伺いながらいただくことができました。

これぞ長熟スペイサイドモルトという深い熟成感があり、フルーティさはかなり際立っています。
しかし長熟フルーツ一辺倒ではなく複雑で、やり過ぎ感のない心地良い樽感に原料のモルトの香味や旨味もしっかりと主張してきます。
濃縮感があってボディも保たれており、過熟で出てくるエグ味や枯れた感じも無く、極めて高次元でバランスのとれた完成度の高いシングルカスクだと思います。

さらに特筆すべきはその複雑さと厚みです。ディアジオのボトリングというとしっかりチルフィルタリングされたクールでクリーンな香味が多い一方で、しばしば良い意味での雑味や旨味が少し削ぎ落とされているように感じることがあります。それに対して、このシングルカスクは一般向けでない分そういう処理がされていないのか、複雑さや暖かくふっくらとしたそのままの旨味がストレートに感じられたのでした。

まさにこういう特別なボトリングの強みですね。

文句なしにクラガンモアの傑作で、これをご自分のお名前で詰められたことは、モルトに関わる者として一生自慢できるのではないかと思います。

高谷さん、20周年おめでとうございます!

モルトウイスキーをこよなく愛する男です。
ボトルも買いますがコレクターではなく、あくまでドリンカーです。
自宅もしくは第2のマイホームである有楽町キャンベルタウンロッホさんで楽しく飲んでいることが多いですが、たまに調子に乗りすぎて後で後悔します。
でもそんな日々が私の人生を豊かにしています。

いちドリンカーとして考えるところがありブログを始めましたが、評価はあくまで私の好みに合うかどうかであり、それも私が飲んだタイミングでのものです。そのボトルの魅力・価値のすべてを判断できるものではないということをご了承ください。

レーティングに関しては、私がブログを始めるきっかけとなった「Drinker's Diary」を公開されていたTaylor Smissonさんに倣っています。

E:Excellent
VG:Very Good
G:Good
OK:Okay
B:Bad
VB:Very Bad
T:Terrible
I:Interesting

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